オカンとワンコ

過去と他人は変えられない 自分と未来は変えられる

手間要害山(331.7m)

2023年04月19日 17時29分19秒 | お山
今日は月に一度の米子まちなか観光案内所企画のまち外歩きの日。
なのに昨日からの雨降です。
昨夜はゴロゴロと雷が鳴り響き、恐ろしい勢いで雨がふりましてね。
朝もまだ雨降りでした。
午後から晴れる予報でしたのに一日曇り。
湿度が高く蒸し暑かった。


今日は手間要害山に登りました。
気温が上がり水蒸気が山を覆います。


駐車場から登山口まで歩きました。
散り敷いた桜の花びらが道を覆っていましたよ。


小雨が降るので雨具を着たけど、登山口についた時点ですでに暑くって…。



皆さんは植物に詳しくて、登山道脇に見つけた草花の名前を教え合っています。




山頂に着くと汗みずくになっていて、
雨具を脱ぎ捨て、スパッツをはぎ取り、ようやく一息つきました。


晴れた日は大山を眺められる山頂ですが、
谷あいから水蒸気が昇って来るので今日の眺望はゼロです。
主催者からコーヒーをいただいて、
みなが持ち寄ったオヤツを上げたり貰ったりして一休み。
集合写真を撮ったら下山開始。




一時に予約していたお蕎麦屋さんでお昼ごはん。
オカンは天ぷらそばにとろろをトッピング。
天ぷらは別皿で出されるのでカリッ、パリッと美味しかった。
ちなみに天ぷらは、うどんには乗っかってるのが好きだけど、お蕎麦は別が好みです。

この山はワンズを連れて何度も登りましたな〜。
山頂に着いたとき思わず
「レン〜、はな〜、桃〜、来たよ〜」と三匹の名前を呼んでしまいましたわ。
オカンの山歩きはワンズが居てこそだったもんでね。


今日は7,893歩でした。





先週、目にした花たち

2023年04月17日 11時50分02秒 | オカンのつぶやき
先週金曜日は公民館のお役目で一人暮らしの方を訪問してきました。
普段お話されることが少ないせいか、
様子をうかがう以外にも色々とお話されましてね。
ついつい訪問が長くなってしまうのですよ。
今回はオカン近くの区域でしてね。
ペアになった方が「ぜひ自分の家に寄って庭を見てほしい」とおっしゃるのです。
次のお宅への途中にあるので寄りました。








上の画像はその方のお庭の花々。
丹精されていて華やかなお庭でした。

そんな訳で今回は帰館が一番遅くなり、
責任者をヤキモキさせてしまいました。
ま、そんなときもありますよね。

以下の画像は、先週Pちゃん宅に行った途中の花々です。
キリシマはPちゃん宅のお庭。










マスクで黄砂を防ぎながらも、目に楽しい道中でした。




映画「ポネット」

2023年04月15日 22時57分00秒 | オカンのつぶやき
フランス映画「ポネット」を久し振りに観ました。
BS松竹東急で放送してたの。
公開時に映画館で観てね。
観終わって顔を隠して出たですよ。
涙と〇〇水でグチャグチャなんだもの。

ポネット : 作品情報 - 映画.com

ポネットの作品情報。上映スケジュール、映画レビュー、予告動画。フランスの名匠ジャック・ドワイヨンが、死んだ母の帰りを待ち続ける幼い少女のひたむきな姿を描き、主役...

映画.com

4歳で母を亡くした少女。
ママが死んだことを受け入れられず(当たり前や)、
ママに会いたいと一生懸命だけど、
パパやおばさんはその行動を分かってくれない。
寄宿学校の礼拝堂でママに会いたい、
お話ししたいと神様にお祈りします。
そうして、やっと会えたママとのひととき。

とても4歳と思われない自然な演技に涙が止まらんです。
オババの目にも涙でした。

そういえばあの子が幼女から思春期前の少女に成長して、
映画「ショコラ」にヒロインの娘役で出演しましたよね。
あの映画も良かったな〜、好きだな〜。




プリン桜

2023年04月09日 16時56分41秒 | オカンのつぶやき
店主から「桜が咲いたよ」とラインが来た。
もうすぐ開くと聞いたときに、見に行くけん教えてと頼んでいたの。


ココは店主の愛犬プリンが眠る場所。
そこに枝垂れ桜の苗木を植えたのね。
坊っちゃんが帰省するとお線香を手向けるそうな。


すぐ側には黄色いカタクリの花。
今年は株が増えていましたわ。


木陰に椅子とテーブルを置いて、
川向うの山並みを眺めながらお茶を楽しみ、
その後で裏山を散歩してきました。

集落のてっぺんに建つ店主の自宅は見晴らしが良くて、
夜には降ってきそうな星空が良いのよ。
雪だけはどうしょうもないけどねェ。







「星を掬う」

2023年04月08日 18時21分37秒 | 読書
町田そのこ著「星を掬う」を読了後、
無性に食べたくなって買ってきたイチゴ飴。
倹しい暮らしの主人公が自分に許した唯一の贅沢は、
一日5粒のイチゴキャンディでした。

母親に捨てられたせいで惨めな性格になったと思い暮らす主人公。
離婚しても逃げても執拗に探し出して金をむしり取る元暴力夫。

ラジオで聞いた「あなたの思い出を買わせて」に
分かれる前の夏、母と二人で気ままな旅行をした思い出を投稿する。
それが当選し放送を聞いた女性が会いたがっていると、番組の担当者から連絡が入る。
そこから母親の住む建屋で暮らし始める主人公。
そこには連れ帰った女性ともう一人、それぞれに事情を抱えて同じ建屋に住んでいる。

会いに来た女性は、主人公の母親が若年性認知症であり、
まだ意識が鮮明なうちに会わせたかったのです。

元夫が探しに来るのではと、怯えて一歩も外に出られない暮らし。
そのうちに同居する二人の女性の抱える問題も分かってきて、
運の悪さをすべて母に捨てられたせいにしていた自分の甘えも見えてくるのね。

読んでいると母親との確執や夫のDVなど、胸が痛くなります。

前回読んだ「宙ごはん」にもありましたが、謝罪についての言葉が印象に残ります。

「加害者が救われようとしちゃいけないよ。自分の勝手で詫びるなんて、もってのほかだ。

被害者に求められてもいないのに赦しを乞うのは、暴力でしかないんだ」

宙ごはんでは、飲酒運転で死亡事故を起こした加害者の息子が、
一輪の花を持って被害者宅へ毎日謝罪に行くのです。
その行為について諭した言葉でもありました。

被害を受けた側はずっとその傷(目に見えなくても)を抱えて生きるんだものね。
そう簡単に赦してなんかやれない。

えーと、何いってんだか、ワタシ…。


オカンの下手な感想より下のリンク先を。

町田そのこさん『星を掬う』 | 小説丸

人生に意義や意味を見出して希望を持ってほしかった 『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞した町田そのこさんが、待望の受賞後第一作を上梓。『星を掬う』は、幼い頃...

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