それがおきたのは、
オジジは沢庵のやきめし、
オババはキムチのやきめし、
冷酒をちびちびやりながら、
まったりしていた夜のことでした。
叔母の携帯電話から電話がありましたが、
すぐに待受音にかわってしまいましてね。
また掛けてくると思って返信せずに待ちました。
10分待っても電話が無いので不安になり、
こちらから掛けてみますとね。
叔父が出たのですよ。
いつもはすぐに叔母に代わってしまう叔父が、
あわあわと話すのです。
よーく聞いてみると、叔母が帰ってこないとのこと。
家の中でさえろくに歩かない叔母が買い物?
叔父の思い違いかもしれん。
「オッチャンあのね、お風呂場とトイレとベッドを見てきて」
バタバタと見に行く様子のあと、
やっぱり居ないとのこと。
一度電話を切って思案しました。
嫁さんの電話に掛けても出ない。
従弟の家電を知らないので、娘さんに聞きました。
娘は「母に掛けてみます」と言ってくれた。
教えられた家電に掛けると、幸いに従弟が居たので叔父の話を伝えたら、
叔母の居所が分かりました。
近所に住む友達が亡くなって、
その娘さんが迎えに来てくれてお通夜に行ったそうです。
やれやれ
娘さんに連絡したあとで、叔父にその事を伝えて、
もうちょっと待ってと話しました。
その後、帰宅した叔母から連絡がありホッとした次第です。
そして、ホッとした空きをついて買い物を頼まれました🥺
しぶとい叔母です。
あ”〜ァ、めんどくさ〜い!
と言ってもおられんので出かけてきました。
買い替えた電話が変だと言うのです。
ランプ(着信があったことを知らせる)が消えないとのこと。
子機はランプがつかないよう設定しました。
親機はそれが出来ないので、
「光っていても故障ではないからほっといて大丈夫よ」
と話して納得してもらいました。
そのあと「お前は忙しいよなぁ」と来たもんだ。
ここまで出かけてきたんだから、買い物くらいするがね。
あの店でコレを、郵便局でアレをと、
3箇所を廻って用事を片付けてきました。
お駄賃でMacをテイクアウトし、ガソリンを入れ、
洗車機の中でお昼ご飯でした。
やっぱり叔母は、買物ヘルパーさんを頼むつもりは無さそうです。
オカンも覚悟を決めましたわ。