「板上に咲く」原田マハ著
やっと順番が廻ってきた。
棟方志功を妻のチヤの言葉(想い)で綴った形になっておる。
読み始めたら頁を繰る手が止まらなかった。
棟方志功の名前は知ってる。
テレビでも映像を見ている。
板木に顔が突っつくほどにして彫っている姿を覚えている。
オカンが二十歳くらいのときに亡くなっているので、
映像は何かの記念番組だったのかな。
「わだばゴッホになる」
画家になる決心をしたのがひまわりの絵を見たとき。
とあるけど、その絵は空襲で焼けてしまったのね。
余談だけど、美術の時間は仮病を使って欠席するほど苦手なオカン。
なのに版画で金賞(金紙ラベル)を貰ったフシギ体験がある。
たったそほどの話しです。