
オカンにとって、「貴乃花」といえば、先代の顔が浮かびます。
晩年(と言うには若すぎるけど)は、いろいろな事があって大変でしたね。
華やかな時代があったので、55歳の若さで亡くなるというのが、よけい寂しい気持ちになります。
生まれてから死ぬまでの間には、良い時もあれば、悪い時もありますよね。
一生の幸と不幸を秤にかければ、とんとんだなぁと思うのですよ。
「あぁ~、面白い人生だった!と、笑って逝きたい。」
そう話したおぢさんが居ました。
あのおぢさんは、最後に何を思ったのかな。
夕方の散歩で出会ったおじいさんは、
「もう10歳のじいさまだ!」というダックスを
自転車の前カゴに乗せていました。
「これだけ長く一緒にいると、自分の子どもより可愛い」って。
レンと暮らしてまだ三年だけど、オカンも同感

そのあとでね、
「どっちもエエ歳だ。ワシが先か、コイツが先か?」と笑っていました。
お孫さんが二十一歳だそうですから、七十歳から八十歳の間でしょう。
愛犬をおいて逝くのも辛いけど、先に逝かれるのも辛いですよね。