オカンとワンコ

過去と他人は変えられない 自分と未来は変えられる

昨日からの桃惠の様子

2022年07月31日 08時17分26秒 | ワンコ
一昨日から咳の質が変わったので酸素室に連れて行くつもりでいたのですけど、
きのうの朝、壱号からこちらに来ると連絡。
スイカの出荷と畑の片付けが終わり、
ようやく休みになったから、桃惠に会いたいそうです。

庭先に車が止まったけど降りてこない。
やっと玄関に入ったと思ったら、
「ついた途端に監督が発熱したとラインが来た。上がらずに帰るわ!」って言うの。
チーヤンの部活の監督さんです。
当然チーヤンも濃厚接触者であり壱号家族もですね。
やむなく帰っていきましたわ。
上がれとは言えないもんね。
なので予定通りに桃惠を病院に連れていきました。

【画像】咳が治まってボーッとしてる桃惠

受付を済ませるとすぐに酸素室に連れて行かれました。
落ち着いた頃にレントゲンをとるからと言われ、待合で待つことしばし。
呼ばれて写真を見せてもらいました。
気管虚脱の桃惠さん。
吸うときは拡がっている気道は、吐くときは塞がってしまっている。
そのため吐ききれない残気で肺がパンパンに拡がっている。

5時にまで様子を見て状態が改善しなければ明日まで預かる言われて帰りました。
夕方に様子を見に行ったら、高濃度の酸素室に入って身体が楽になったのね。
「連れて帰っても良いし、もう一日預かっても良いし、」
という返事だったので連れて帰ることにしました。


【画像】抱かれて眠る桃惠

夜ご飯も食べずに寝てしまったけど、
今朝は四時頃目覚めてカリカリフードを食べていた。
その後ボーッと突っ立っておるので抱っこしたら、また眠ってしまった。

暑い日が続いていて、一番にダメージを受けているのが、
オカンより高齢になった桃惠さん。
短毛種とはいえ純毛をまとっているのだからなおさらですね。
エアコンの始動時間も早く、夜は寝る際までつけている。
オカンは寒くて…と言うと
「桃惠のためだからね。オカンは布団に包まって寝なさい。」と友人Pちゃんが言います。
ほんとにそうしようかと思う。





鼻面人参は三年ぶりの祭りと花火

2022年07月28日 07時03分24秒 | オカンのつぶやき
昨夜は3年ぶりのお祭りで実家に行ってきた。
「コロナが増えたから会食は無し!」と嫂から連絡が入ったのでね。
ご飯は食べていくから要らない、
裏庭だけ貸してと頼んでいました。
置いていけないから桃惠も連れてきたのです。
持参した椅子のそばでおとなしくしていて、お利口さんの桃惠でした。

【画像】茅の輪を潜って御旅所へ

結局はいつものメンバー(兄の友人二人)が集合していました。
転校先の中学校から続く友人と、
電車通勤で再会した元の中学校の友人が、
祭りには毎年欠かさず集合します。
そして同じ思い出話の虫干しを繰り返すのですワ。

【画像】波止の先の御旅所

年に一度、この祭でお出ましになった神崎神社にお住まいの神様は、
波止場の先端に建てた仮宮で一晩過ごします。
翌日の本祭で漁船に乗られ、たくさんの漁船が大漁旗を掲げて海上パレードし、
海の安全を祈願します。


【画像】いつもは露天が並ぶ波止場

祭りは再開したけど、密を避けるため露天は無し。
ちょっと寂しい参道です。



【画像】オカン実家方面

御旅所から振り返ると実家が見えます。
左上には建て替わった母校(小学校)がちらりと見える。


【画像】実家から眺めるクルーズ船

境港に寄港していたクルーズ船が花火見物に来てましたわ。
このあとは舞鶴へ行くのね。
船の手前に見える波止場から花火が上がります。


【画像】以下3枚は花火画像

来るときの空模様が怪しくて心配してたとおり、
打ち上げ一時間前にパラパラと雨が落ちました。
でも30分ほどで止みましてね、予定通りに上がりましたよ。
三千発、上がるそうですよ。


打ち上げ場所は内海を隔てた眼の前なので花火がとても近いので見上げる感じです。
今年は愛用のニーチェアを持参して兄たちには笑われたけど、
「首がダルいなあ」と話す兄たちを横目に
桃惠と二人でゆったりと花火を楽しみました(フフフ)
昔の家は物干し台があったので寝転んで見るから楽だったのね。



今年は風が東から西へ流れたので、
花火の煙に邪魔されず、きれいに見えました。
ピンボケ画像なのはスマホで写したから!
と、言い訳しておきましょ。

さてと、日曜日は地元の花火が待ってる。
その次の土日は松江の水郷祭♡
これは諦めよう(涙ウルウル)

しかし、2日合わせて13,500発だもの、観たいなぁ〜(T_T)

ダメダメ、密集は避けねば!








夏休みは

2022年07月27日 10時08分06秒 | むかし話
オジジか帰るまで玄関をウロウロしながら待つ桃惠です。
無事の帰宅を待ちます。
本音は朝のおやつ待ちですが、それは内緒です。
そしてここで朝寝です。
昨日から暑さが戻りましてね。
朝のうちは風が通るこの玄関先が過ごしやすいようですよ。


【画像】玄関で一眠りの桃惠


小学校の夏休みはいつもオカン母の実家で過ごしました。
小学校を卒業するまで従兄姉たちも一緒でした。
祖母や伯父夫婦は酪農と米作で忙しい。
朝早い乳搾りが終わってから朝ごはん。
その後は農作業にでかけてしまい、
昼ご飯に戻るまで子供は放ったらかし。
ご飯のあとはめいめいが好きなところに、
画像の桃惠のように冷たい場所を探して、
廊下や縁側に寝っ転がって昼寝です。

たまにバスが通るくらいで車は少ない。
近所の子どもに混じってラジオ体操をしたり、
川に仕切りをした水場で遊んだりと、
桃惠の寝姿を見て、楽しかった思い出がよみがえりました。


【画像】カメラを気にする桃惠




天気病み

2022年07月25日 18時03分44秒 | ワンコ
熱帯低気圧だの台風だのとニュースでやってたせいか、
今朝は久しぶりに強い偏頭痛で夕方までグダグダしておりました。


【画像】放心状態の桃惠

桃惠の咳もひどくて吐き戻したりします。
やっと治まると呆けたような表情で座り込みます。
今日は仲良く並んで寝て過ごしました。
オカンには肌寒くでもエアコンを効かせると咳が弱まるみたい。
なので付けっぱなしです。

オットは昨日から庭木の手入れ。
やっと終わったようですよ。
暑苦しく伸びていた枝が払われてサッパリしました。
弱っちいのオカンとガンジョなオット。
割れ鍋に綴じ蓋のメオトだけど、うまく出来てるわ。





「隠居すごろく(西條奈加著」

2022年07月24日 11時57分19秒 | 読書
予約していた「隠居すごろく」(西條奈加著)の順番が来たので、
早速借りてきて、面白くてすぐに読了しました。


【画像】隠居すごろく(西條奈加著)

糸問屋の六代目徳兵衛が主人公。
代々の偶数代は道楽者だったので、
そうならないようと、幼くして家業を仕込まれた徳兵衛は、
隠居してのんびりするのが夢だった。
ところが脇目も振らず商売一筋にきたので、
趣味など持っていないため、いざ隠居生活に入ると、ひたすら時間を持て余す。
三月ほどは訪ねてくるなと宣言した手前、退屈などとは言えもしない。
そんなある日、孫が訪ねてくる。
喜ぶ徳兵衛だが、千代太が連れてきた兄妹から始まり、
様々な事件に巻き込まれる。
のんびり暮らすという目論見から外れて、
根っからの商売人である徳兵衛が持ち得る知恵を発揮していく様は、
読んでいて本当に気持ち良いです。
不自由なく育った千代太の何気ない一言が、
底辺に生きている勘ちゃんを傷つけるのだが、
そのあたりのやり取りと徳兵衛の対処の仕方もうまいなあ〜ってね。

冷めていた連れ合いとの関係も徳兵衛の不器用さが原因だったとわかり、修復されるのよね。

一つ間違えればどこに転んでいくか?
今は安穏と暮らしているけど、この平穏はある意味奇跡だわね。
夫に早く死なれ、病身だったオカン母は、
女は手に職を持たないけん!と口癖に言ってた。
千代太が最初に連れてきた勘ちゃんのおっかさんも、
組み紐の技術があったから立ち直れた。
芸は身を助くって、そゆことよね。

クスクス笑ってじんわり涙しました。
いつかまたこの気持ちを味わいたくて再読すると思います。
紹介してくださったおそぼパート2さん、
ありがとうございました。