百日草と蝶

台風は九州地方で被害をもたらして、東海地方では、温帯低気圧の影響からか蒸し暑い一日となった。畑に百日草が咲いていて、今年もアゲハチョウがやってきた。どうやらアゲハチョウはこの花が大好きらしい。いつまでも、ひらひらと花から花へと飛び回っていた。カメラを手にそばに立っている私のことなどお構いなしのようであった。 ツマグロヒョウモンも同系色の花にやってきた。

韮 （にら）の花に集う蝶たち

白いニラの花が畑に咲いていた。清楚で美しい花だと思う。しばらく写真を撮っているうちに、モンシロチョウがひらひらと、またツマグロヒョウモンが、そしてアオスジアゲハ もやってきた。アオスジアゲハは花に止まったかと思うや否やすぐどこかへ飛んでいってしまった。この蝶にははじめて出会えてうれしかった。

エゾシカ（蝦夷鹿）

知床では野生のエゾシカを多く見ることができた。知床動物、星空ウオッチングというツアーに参加した。車で山の上に登り、星を見るという企画だったが、まわりの明かりがほとんどない場所では、天の川をくっきりと見ることができた。夜行性の動物であるエゾシカも、道路脇から顔を出していた。また早朝にはホテルの庭近くで親子の鹿が仲良く草を貪っている様子に出あえた。

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とんぼと蝶

北の大地で出合ったアゲハチョウである。お花畑にはモンシロチョウも赤とんぼも飛んでいた。この地では、既に秋の気配を感じさせる気候となっており、心地よい風が吹いていた。

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クリオネ

クレオメの花が咲いていたのは、クリオネの展示してあったこの北海道上川町にあるアイスパビリオンである。「流氷の天使」と呼ばれるクリオネは、巻き貝の仲間だそうである。１、２センチぐらいの小さな体で赤い点がある物体がゆらゆらと水槽の中で泳いでいた。ここはマイナス４２℃を体感できる施設だった。マイナス４２℃とは旭川市で観測された日本で観測史上最低の最低気温とのことである。とにかく寒かった。

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