思い出のノーサイド

カメラがつなぐパス ラグビーを撮り続けて

街角の立ち話

2008-04-29 21:04:01 | ラグビー・思い出話

4月最後の休日になった28日。ゴールデンウイークは関係なし。

母の日が過ぎるまで無休なので、久しぶりに街の中心部へ出かけました。

OL時代は毎日通過地点だった大通りから札幌駅前。

封鎖された地下鉄出口や、知らない間に取り壊されたビルを見て

「札幌も、時の流れに、リニューアル。」と歩いていると、偶然

札幌清田高校時代、現代国語を教わった中野先生に出会いました。

 

「今日はどこから?」の名調子ではじまる授業。生徒から「潤子(じゅんこ)」と

慕われていた先生ですが、カメラを持って撮影中のところを見かけたのです。

 

今では札幌の街並みを題材にしている有名なアマチュア写真家の中野先生。

東京の富士フォトサロンで開催した写真展「讃雪の街(さんせつのまち)」が

「林 忠彦賞(はやし ただひこしょう)」というアマチュア写真界、全国規模の

公募に推薦され、最終選考まで残った実力派です。

賞は日本写真家協会設立と、二科会写真部の創立に尽力したプロ写真家

林忠彦さんの出身地である周南市(旧・徳山市)が没後に創設したもので

受賞作品は山口県周南市と東京で個展の開催と、周南市に永久保存という

名誉ある賞です。全国から寄せられた写真展、写真集などの媒体で

最終ノミネートに残った北海道の方は中野先生しか記憶にありません。

(私の勉強不足かもしれないですが・・・。)

 

愛機のキャノンEOS5Dを下げた先生と、そこで数分立ち話。

「私なんてね、あと何年冬を迎えられるかと思って~(笑)!」

「いま温暖化で冬暖かいし、撮影も 楽になるだろうからまだまだ~!」

笑いながらお互いの近況を報告、写真の会話に心が温かくなりました。

四季折々の街の姿、人間の表情。次回の個展が楽しみです。

 

北海道新聞社が主宰する団体、北海道写真協会の審査会員である先生から

第55回写真道展のポストカードをいただきました。家の庭で咲いた梅の花を

入れて作ったのだそうです。5月13日~18日、午前10時から午後7時まで

(最終日は午後5時まで)、札幌市中央区大通西5丁目大五ビル1F

ギャラリー大通美術館にて開催されます。入場無料です。

入賞入選作品、審査会員、会友作品が展示されるそうです。

美しい作品の数々、皆さんどうぞご覧下さい。

 

ポストカードを携帯で撮りました。雰囲気が伝わりますように。

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