
国産名車コレクション(1/24スケール)というシリーズ物のムックに初代サバンナRX-7が加わっていたので買ってみました。価格も4500円ぐらいだったのでディテールの処理はモデルカーとしては意外と良いです。
初代サバンナRX-7は今から45年ほど前のスーパーカーブームもほぼ沈静化した1978年春に登場、いきなり9000台超えの販売台数を記録したスポーツカー好きが待ちに待った車種だったのです。
当時国産スポーツカーと言えば日産フェアレディZぐらいしかなく、しかもホットモデルの240ZGや432は厳しい排ガス規制で既に生産されていませんでした。ただ販売されていたフェアレディZはL20E型のSOHCエンジンだったのでゼロヨン加速や最高速はセリカやスカイラインにも遅れをとっていて「セドリッククーペ」なんて陰口を言われてました。
そんな時にマツダのサバンナがモデルチェンジしてサバンナRX-7というネーミングでデビューしたのですから大騒ぎでした。リトラクタブルヘッドライトのそれはまるで和製スーパーカーとも言えるスタイル。そんなモデルを当時の同級生の親父さんが買ったらしく同級生の奴が隣に乗っているのを羨ましく見ていたものです。なんせ我が家には中古のカローラ(コロナ?)バンしかなかったんですから! ※頭文字Dの武内樹の気持ちがよくわかる
この時の悔しさが「いつかはもっと凄い・カッコいいクルマに乗ってやる!」という決意を私にさせました。ところが数年後、私も免許を取得して社会人となり自分で稼げるようになって初めて買ったクルマは実はRX-7ではなく、あのAE86ことスプリンタートレノGT-APEXでした。f(^_^;)
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