以前初版本を持っていたんですが、なぜか処分してしまい再度購入した「R32スカイラインGT-Rの開発(伊藤修令氏著)」の増補新訂版です。初版本の時には無かった渡辺衝三元主管の寄稿も掲載されています。類似の単行本は山ほどありますが主管自身が書いているので定番でしょ?
先代モデルのR31が史上最低のスカイラインなんて言われてしまったので伊藤さん(開発指揮自体は櫻井氏)もめいっぱいスポーツ度を上げたモデルとしてR32の開発には全身全霊を込めたそうです。以降33、34とモデルチェンジしましたがやっぱりスカイラインGT-RはR32型が一番ですね。何しろ車重が1400kgちょっとでZ34(バージョンSで1520kg)よりも軽いんですよ。表紙のモデルはGT-R NISMOでフロントバンパーのエアインテークが大きく開けられています。
岡谷のプリンス&スカイラインミュージアムのトークショーで2人の開発秘話もよく聞きましたがもう15年位前の事です。伊藤さんなんか人の良いおじさんと言う感じでした。その後、R33のGT-Rを買いR34の開発にも少し携わっていたのでやっぱりスカイラインはR34までと言うのが私の持論です。
いつもの休憩場所。早朝時は閉鎖されているんですがお昼前は楽々停められます。