80年代後半から90年代前半の週刊少年ジャンプに連載されていた聖闘士星矢の続編「冥王神話ND(ネクストディメンション)」が18年を経て完結。最終話でアテナを守るためにハーデスの矢が刺さり昏睡状態だった星矢も何とか元に戻りました。が、結末はなんとも言えません。
格闘系の漫画は多くありますが比較的グロいシーンもなく少年ジャンプ(今はチャンピオン)に連載してても各方面からクレームが付くようなことはなかったのが聖闘士星矢シリーズでしょう。女子向けを狙った美形キャラも出てきますが嫌みはありませんでした。
車田氏の代表作と言えば「リングにかけろ」もありますがいまいちマイナーだったかもしれません。※アニメ化はされたがスポンサーたる玩具化が難しかった ざっくり、聖闘士星矢はメジャー路線で行くと氏が言ってましたから王道だったのが当たり前かも?
たかが漫画、されど漫画。心を打つ漫画もあれば全くゴミみたいな漫画もあるのはどんな分野でも同じです。車田さんも星矢でメジャーな漫画家になりましたが(氏の作として)この作品を超える作品はもう出ないでしょう。空を飛ぶ機関車の漫画や謎の薬で小さくなった高校生探偵の漫画も良いのですが、探偵君の方は各方面から簡単には終了させてくれないみたいです。