核汚染日本の再生-放射化した日本人(3)
前回の記事「放射化した日本人(2)」で紹介したフィリピンへの避難者ANさんですが、2回目の被曝治療後に感覚的放射化レベル(*1)が数10cmまで下がったのを確認し、隔離部屋から一般住居へ移動していただきました。続けて3回目の被曝治療を実施しましたが、放射化状態から抜け出し、免疫機能を完全に回復し細胞の癌化を止めるまでにはあと数回の治療が必要な模様です。
このブログで掲載した顕微鏡写真とそれへの解説が様々な議論を巻き起こしているようですが、何度もお伝えしているように、血液観察術自体が一般の医学コースで採用されていないこと、それに加えて、このレベルの解像度で血液観察を行っている病院、研究機関、医師の方自体が極めて少数であることは予め情報としてお知らせしておくべきだったかもしれません。つまり、判断できる専門家がほとんどいないということです。その意味では、私が提供するこの情報は一般社会においては私見の域を出るものではないでしょう。しかしながら、日本の置かれている状況が極めて深刻であると気がつきながら、学術的に認められてないからといって出し渋ることは、私の信念と信仰者の立場から許されることではありません。ここに提供する情報の真偽は、どうか、読者ご自身でご判断され、今の世をどう生き抜くか参考にしていただければ幸いです。
*1 感覚的放射化レベル: 人体の放射化レベルを表す数字。健常人が放射線による異変を感じるまでの最長距離を表す。詳しくは「放射化した日本人」をご参照ください。
■フィリピン移民局で遭遇した日本人
先日、ビザ延長のため、他の避難者と一緒にある地方都市のフィリピン移民局のオフィスを訪れました。自分の手続きが早く終わったので、ソファーに座って新聞読みながら時間を潰していると、甲状腺にいつもの鈍い頭痛が走り始めました。ANさんの2度目の治療が終わったばかりだったので、内心、ANさんから伝染されたかなと腹を括ったのですが、顔を上げると、一緒に同行していただいた現地スタッフの方が向こう側に目配せするではないですか。そちらを見ると、初老の日本人と、その方の奥方と思われるフィリピン人女性、そして、その子供たちと思われる5人の一行が、時より日本語を話しながら座っていました。
もしかしたら、あの人たちから放射線を受けているかもしれないと思い、現地スタッフと他の避難者に身体に異変はないかと尋ねたところ、現地スタッフの方が私と同じ頭痛を訴え、避難者の方は、喉がヒリヒリして唾を飲み込むと痛いと訴えました。しかも、その日本人一行がオフィスに入って来た時からそうだということです。その日本人一行と私たちの距離はざっと見て5m位。彼、もしくは彼らが放射化していたとすれば少なくとも感覚的放射化レベルは最低でも5m以上と見なすことができます。場所柄、正確な距離測定をする訳にもいかず、そこに留まるしかなかったのですが、頭痛は徐々にひどくなる一方で、最後の手続きが終わってオフィスから外に出た時は本当にホッとしました。
この時が滞在中最初のビザ延長だと仮定して逆算すると、そこに居た日本人男性(または一行)がフィリピンを訪れたのは、ANさんと同じ5月上旬だと考えられます。ANさんの放射化レベルを知っているだけに、この男性(または一行)が同じように強度に放射化されている可能性は高く、ANさんの例に加えて日本で進行している事態を如実に伝えているものと私は理解しました。
図1:フィリピンの移民局で放射化した日本人(その一行)に遭遇
■血中に光るもの
これまで赤血球が放射化しているとして顕微鏡写真を掲載してきましたが、普段から赤血球の観察をしていないと、その光がバックライトのものか赤血球自体のものか判別するのは、特に一般の方には特に難しかったかったかもしれません。こういう言い方は不遜かもしれませんが、あまりに詳しくそれを説明するのは私にも憚られたからです。しかし、一部で私を詐欺師呼ばわりする方も現れた以上、厳しい現実をはっきりと目に見える形で皆様にお伝えするしかありません。
以下は被曝治療1回目直後のANさんの血液観察写真で、前回記事では掲載を躊躇したものです。まずはその写真をご覧ください。観察対象に焦点を合わすまでの経過を時間を割って掲載しています。
写真1:赤血球が見えるその背景に円形の干渉縞が現れている
写真2:干渉縞の中心に焦点を合わすよう顕微鏡を操作
写真3:焦点が合い、光り輝く物質が現れる
ANさんから採取した1滴に満たない血中に、このような光り輝く物質が観測されました。バックライトに比べても高い輝度を呈していることから、この物質自体が発光しているのは明らかです。また、プレパラート上に広がった薄い液層の底の方に沈着していることから、これが血中細胞に比べて重い物質であることもわかります。
物質Bについては、ほぼ等間隔で一直線上に並んでいることから、この物質が強い電気特性を有していることを示しています。Aについては他がコマから外れているので、直線上に乗っているかどうかは判別できません。
物質Aについては、その形状と大きさから強度に放射化した赤血球ではないかと推測されます。重量が増していることから、何かしらの原因で放射性の重量物質が細胞内に取り込まれたまた可能性もあります。物質Bについては、この大きさに対応する血中細胞が存在しないことから、放射化した何かのタンパク質、もしくは放射性物質そのものであると推定されます。
もしも、血中への放射性物質の浸入があったとすれば、それは食材もしくは水からの可能性が高いでしょう。ANさんによると食材の産地にも注意していたし、自宅には逆浸透膜の高額な浄水器も設置していたとのことです。しかし、週に何度かの外食は続けていたともおっしゃっていました。外食を直ちに原因と決め付けられませんが、ご自身で管理できない水・食事の摂取は、このような状況下では極めて危険であると言わざるを得ません。
ご自身の身体が放射化するなどという事実は誰でも認めたくないでしょう。しかし、たとえ生体細胞の放射化を避けられても、放射性物質を身体に取り込んでしまえば、その人は身体から放射線を発する放射(化)人間であることに違いありません。この写真から読み取るに、私は、放射性物質の体内沈着と身体の放射化がそれぞれ平行して起こっているとみなします。そして、全部ではないしろ、核汚染地域の一部では確実にこのように放射化した人々が現れていることと容易に想像されます。
そして、一番の気がかりは、それで身体はどうなってしまうかということでしょう。前回の記事で触れましたが、マクロファージの活動停止(*2)とフィブリン分泌量の低下は今回はっきりと観察された事実であり、過去に末期の癌患者の血液を観察した時でもここまでひどい免疫低下を観測したことはありません。一般的に、癌を含め、病気というのは免疫不全によって起こるものだと言うことができますが、このように極度の免疫不全状態では、あらゆる疾病が発生する可能性があります。ANさんの場合、放射化と共に癌の発生サインがはっきりと現れており、私たちの過去の観察データから予測する余命は、この写真を撮影した時点から1年未満であると診断することができます。
もちろん、その状況を改善するのが私たちの被曝治療の役割です。幸いなことに放射性物質の体外排出と免疫能力の賦活が可能なことは、3月以降の複数の治療例で既に実証できています。ただ一つ気がかりなのは、放射性物質による身体の汚染が今よりももっと進んだ場合、果たして従来の被曝治療で間に合うのか、治療法は有効でも体外排出時に起こる凄まじい好転反応に身体が耐えられるのかという点です。ANさんの場合、1回目の治療後に12時間以上も40℃近い高熱を出し続けました。これまでの治療患者の中でも最長記録です。事がより深刻になる前に可能な限り被曝治療を提供する、これが今、私たちに与えられた新たな課題です。
*2 マクロファージの活動停止:これが事実であることは、ATLAS(アトラス)氏が講師を務めた5/22-24のセミナーで動画を見られた皆様ならお分かりでしょう。
* * *
iPhoneのアプリケーションにコンパス(方位磁針)機能を提供するものがあります。隔離治療用の住居にANさんが訪れた日から、突然表示が出なくなりました。アプリのメッセージには「干渉が起きている」と警告が出続けます。ANさんが移転した後も機能が停止したままでしたが、住居に残ったスタッフ全員の被曝治療を実施した後に、やはり突然機能が回復しました。放射線の発生は当然ながら磁力線に影響を与えるものですが、ANさんが治療スタッフに与えた見えない影響に、放射能が持つ恐ろしさを改めて実感した次第です。
AMEN AMEN DICO TIBI QUIA QUOD SCIMUS LOQUIMUR ET QUOD VIDIMUS TESTAMUR ET TESTIMONIUM NOSTRUM NON ACCIPITIS
はっきり言っておく。わたしたちは知っていることを語り、見たことを証ししているのに、あなたがたはわたしたちの証しを受け入れない。
(ヨハネの福音書 3章11節)
南の島フィリピンより
管理者 日月土
このブログで掲載した顕微鏡写真とそれへの解説が様々な議論を巻き起こしているようですが、何度もお伝えしているように、血液観察術自体が一般の医学コースで採用されていないこと、それに加えて、このレベルの解像度で血液観察を行っている病院、研究機関、医師の方自体が極めて少数であることは予め情報としてお知らせしておくべきだったかもしれません。つまり、判断できる専門家がほとんどいないということです。その意味では、私が提供するこの情報は一般社会においては私見の域を出るものではないでしょう。しかしながら、日本の置かれている状況が極めて深刻であると気がつきながら、学術的に認められてないからといって出し渋ることは、私の信念と信仰者の立場から許されることではありません。ここに提供する情報の真偽は、どうか、読者ご自身でご判断され、今の世をどう生き抜くか参考にしていただければ幸いです。
*1 感覚的放射化レベル: 人体の放射化レベルを表す数字。健常人が放射線による異変を感じるまでの最長距離を表す。詳しくは「放射化した日本人」をご参照ください。
■フィリピン移民局で遭遇した日本人
先日、ビザ延長のため、他の避難者と一緒にある地方都市のフィリピン移民局のオフィスを訪れました。自分の手続きが早く終わったので、ソファーに座って新聞読みながら時間を潰していると、甲状腺にいつもの鈍い頭痛が走り始めました。ANさんの2度目の治療が終わったばかりだったので、内心、ANさんから伝染されたかなと腹を括ったのですが、顔を上げると、一緒に同行していただいた現地スタッフの方が向こう側に目配せするではないですか。そちらを見ると、初老の日本人と、その方の奥方と思われるフィリピン人女性、そして、その子供たちと思われる5人の一行が、時より日本語を話しながら座っていました。
もしかしたら、あの人たちから放射線を受けているかもしれないと思い、現地スタッフと他の避難者に身体に異変はないかと尋ねたところ、現地スタッフの方が私と同じ頭痛を訴え、避難者の方は、喉がヒリヒリして唾を飲み込むと痛いと訴えました。しかも、その日本人一行がオフィスに入って来た時からそうだということです。その日本人一行と私たちの距離はざっと見て5m位。彼、もしくは彼らが放射化していたとすれば少なくとも感覚的放射化レベルは最低でも5m以上と見なすことができます。場所柄、正確な距離測定をする訳にもいかず、そこに留まるしかなかったのですが、頭痛は徐々にひどくなる一方で、最後の手続きが終わってオフィスから外に出た時は本当にホッとしました。
この時が滞在中最初のビザ延長だと仮定して逆算すると、そこに居た日本人男性(または一行)がフィリピンを訪れたのは、ANさんと同じ5月上旬だと考えられます。ANさんの放射化レベルを知っているだけに、この男性(または一行)が同じように強度に放射化されている可能性は高く、ANさんの例に加えて日本で進行している事態を如実に伝えているものと私は理解しました。
図1:フィリピンの移民局で放射化した日本人(その一行)に遭遇
■血中に光るもの
これまで赤血球が放射化しているとして顕微鏡写真を掲載してきましたが、普段から赤血球の観察をしていないと、その光がバックライトのものか赤血球自体のものか判別するのは、特に一般の方には特に難しかったかったかもしれません。こういう言い方は不遜かもしれませんが、あまりに詳しくそれを説明するのは私にも憚られたからです。しかし、一部で私を詐欺師呼ばわりする方も現れた以上、厳しい現実をはっきりと目に見える形で皆様にお伝えするしかありません。
以下は被曝治療1回目直後のANさんの血液観察写真で、前回記事では掲載を躊躇したものです。まずはその写真をご覧ください。観察対象に焦点を合わすまでの経過を時間を割って掲載しています。
写真1:赤血球が見えるその背景に円形の干渉縞が現れている
写真2:干渉縞の中心に焦点を合わすよう顕微鏡を操作
写真3:焦点が合い、光り輝く物質が現れる
ANさんから採取した1滴に満たない血中に、このような光り輝く物質が観測されました。バックライトに比べても高い輝度を呈していることから、この物質自体が発光しているのは明らかです。また、プレパラート上に広がった薄い液層の底の方に沈着していることから、これが血中細胞に比べて重い物質であることもわかります。
物質Bについては、ほぼ等間隔で一直線上に並んでいることから、この物質が強い電気特性を有していることを示しています。Aについては他がコマから外れているので、直線上に乗っているかどうかは判別できません。
物質Aについては、その形状と大きさから強度に放射化した赤血球ではないかと推測されます。重量が増していることから、何かしらの原因で放射性の重量物質が細胞内に取り込まれたまた可能性もあります。物質Bについては、この大きさに対応する血中細胞が存在しないことから、放射化した何かのタンパク質、もしくは放射性物質そのものであると推定されます。
もしも、血中への放射性物質の浸入があったとすれば、それは食材もしくは水からの可能性が高いでしょう。ANさんによると食材の産地にも注意していたし、自宅には逆浸透膜の高額な浄水器も設置していたとのことです。しかし、週に何度かの外食は続けていたともおっしゃっていました。外食を直ちに原因と決め付けられませんが、ご自身で管理できない水・食事の摂取は、このような状況下では極めて危険であると言わざるを得ません。
ご自身の身体が放射化するなどという事実は誰でも認めたくないでしょう。しかし、たとえ生体細胞の放射化を避けられても、放射性物質を身体に取り込んでしまえば、その人は身体から放射線を発する放射(化)人間であることに違いありません。この写真から読み取るに、私は、放射性物質の体内沈着と身体の放射化がそれぞれ平行して起こっているとみなします。そして、全部ではないしろ、核汚染地域の一部では確実にこのように放射化した人々が現れていることと容易に想像されます。
そして、一番の気がかりは、それで身体はどうなってしまうかということでしょう。前回の記事で触れましたが、マクロファージの活動停止(*2)とフィブリン分泌量の低下は今回はっきりと観察された事実であり、過去に末期の癌患者の血液を観察した時でもここまでひどい免疫低下を観測したことはありません。一般的に、癌を含め、病気というのは免疫不全によって起こるものだと言うことができますが、このように極度の免疫不全状態では、あらゆる疾病が発生する可能性があります。ANさんの場合、放射化と共に癌の発生サインがはっきりと現れており、私たちの過去の観察データから予測する余命は、この写真を撮影した時点から1年未満であると診断することができます。
もちろん、その状況を改善するのが私たちの被曝治療の役割です。幸いなことに放射性物質の体外排出と免疫能力の賦活が可能なことは、3月以降の複数の治療例で既に実証できています。ただ一つ気がかりなのは、放射性物質による身体の汚染が今よりももっと進んだ場合、果たして従来の被曝治療で間に合うのか、治療法は有効でも体外排出時に起こる凄まじい好転反応に身体が耐えられるのかという点です。ANさんの場合、1回目の治療後に12時間以上も40℃近い高熱を出し続けました。これまでの治療患者の中でも最長記録です。事がより深刻になる前に可能な限り被曝治療を提供する、これが今、私たちに与えられた新たな課題です。
*2 マクロファージの活動停止:これが事実であることは、ATLAS(アトラス)氏が講師を務めた5/22-24のセミナーで動画を見られた皆様ならお分かりでしょう。
* * *
iPhoneのアプリケーションにコンパス(方位磁針)機能を提供するものがあります。隔離治療用の住居にANさんが訪れた日から、突然表示が出なくなりました。アプリのメッセージには「干渉が起きている」と警告が出続けます。ANさんが移転した後も機能が停止したままでしたが、住居に残ったスタッフ全員の被曝治療を実施した後に、やはり突然機能が回復しました。放射線の発生は当然ながら磁力線に影響を与えるものですが、ANさんが治療スタッフに与えた見えない影響に、放射能が持つ恐ろしさを改めて実感した次第です。
AMEN AMEN DICO TIBI QUIA QUOD SCIMUS LOQUIMUR ET QUOD VIDIMUS TESTAMUR ET TESTIMONIUM NOSTRUM NON ACCIPITIS
はっきり言っておく。わたしたちは知っていることを語り、見たことを証ししているのに、あなたがたはわたしたちの証しを受け入れない。
(ヨハネの福音書 3章11節)
南の島フィリピンより
管理者 日月土
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