雑想

写真、カメラ、車、音楽、旅、ラーメンなど個人的な趣味のごった煮的な日記です。

常連さん

2010-03-29 23:19:00 | 仕事
「不自然なガール/ナチュラルに恋して」はDOUBLE A-SIDE SINGLEだそうな。両A面っていう響きもなんだか懐かしい。今思い返せば、シングルレコードってのは趣あったねー。

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店長が交代するとですね、「前の店長は安くしてくれた!」と怒り出す人もいらっしゃる。商品知識の無い店員に限って「安くするからウチを利用してくれ」なんて言い出す訳で、その辺の軌道修正を終えたと思っていたのですが。

少し前。歴代の店長さんにお世話になったとおっしゃるお客さんご来店。「デジタルに変えてから店には来なくなっちゃってねぇ」とおっしゃるのですが、僕が転勤して1年以上経ちますが初めて見るお顔。

その客さんが商品を手に持って「これはいくらでしょう?」と。あれ、値札付いていなかったっけなー、と値段を確認しようとすると、お客さんが一言。

「あ、値段は出てますけど、前の店長さんは安くしてくれたから」と。続けて「僕はこの店の商品、出てる値段でまともに買った事ないんですよねぇー、必ず安くしてくれたから」と。

流石にちょっとカチンと来ましたね。1年以上来店スパンを空けても自分は常連だと言いたかったのでしょうか。一種、安くするだけの便利屋のような扱いに寂しくなりました。

理想論を挙げればきりがないのですが、八戸のお客さんは良い人ばかりだったなー。そりゃ僕もちょっと顔なじみのお客さんには、たまーに感謝の意味を込めて安くしたりしてましたけど、この人は全商品何割引、とかいう無茶は流石にしてません。

今の所、この店の常連さんの一部は「他人より安くして当たり前」「自分だけ特別な扱いしてくれなきゃ嫌だ」という我が良しな方が多かったのですが・・・。八戸のお客さんのように、「売ってくれてありがとう」「安くしてくれてありがとう」そして僕は「買ってくれてありがとう」その循環が商売の本質だと思うのですが。甘いですかね。


コメント
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