先日の日経流通にピンホールカメラの特集が載ってましたね。ピンホールカメラってーのは簡単に言うと、暗箱に穴を開けて反対側に印画紙なりフイルムを置いて感光させる(簡単過ぎたか?)、というカメラの原点ともいうべきモノ。
デジカメに飽き足らない層がその独特な写りを楽しんでいるって内容でしたが、ピンホールカメラの魅力ってのは何だろうね。単にカメラの原点だから、というだけでは言葉が足らない気がする。僕がピンホールカメラに対するイメージは、
「芸術性に富んだ失敗写真」
出来上がった写真はどう見ても変な仕上がりである。正直言うと、普通の写真をフォトショップでいじれば、そんな感じの写真をシュミレート出来るような気もする。でも印画紙なりフイルムなりに記録されているという確実な存在感は、デジタルにはない。
おまけにピンホールカメラというのは、実際撮影してみなければどんな風に写ってるのかわからないのだ。この「どんな風に」ってのが曲者で、普通のフイルムカメラはピントと露出さえ合っていれば、大体は写ってる訳だけど、ピンホールカメラでそれを完璧にしようとするならば、勘と経験と熟練した技を要する。それ以前に構図だって相当あやしいもんだけどね。
不確定なピント、不安定な露出、曖昧な構図、とくれば、普通は写真にならない。ところがこの不確実なキカイが偶然の産物(ミラクル)を生み出すのだ。その偶然(ミラクル)を楽しむ手段としてピンホールカメラがニッチな市場を生み出しているのかもしれません。
パッと撮って、すぐに画像が確認できて、気に入らなければ抹消したり、気に入るように加工出来るデジカメとは次元が違う(←どっちが上、とか、どっちが優れてるとかいう意味じゃなくてね。誤解無き様)。
ピンホールカメラってのは、カメラの原点であるが故に、多分、写真を楽しむ原点なのかもしれませんね。
*****
という事で私物ピンホールカメラ。
青い方はピールアパートフイルムを使うタイプ。黒いのが何かのオマケで付いてきたカメラ。他にもまだ作って無いピンホールカメラのキットが二つほどあります。
調べたらこんなのも売ってるんですね。→ゼロイメージ
あとここ→日本針穴写真協会
ピンホールカメラ、奥深いです。
デジカメに飽き足らない層がその独特な写りを楽しんでいるって内容でしたが、ピンホールカメラの魅力ってのは何だろうね。単にカメラの原点だから、というだけでは言葉が足らない気がする。僕がピンホールカメラに対するイメージは、
「芸術性に富んだ失敗写真」
出来上がった写真はどう見ても変な仕上がりである。正直言うと、普通の写真をフォトショップでいじれば、そんな感じの写真をシュミレート出来るような気もする。でも印画紙なりフイルムなりに記録されているという確実な存在感は、デジタルにはない。
おまけにピンホールカメラというのは、実際撮影してみなければどんな風に写ってるのかわからないのだ。この「どんな風に」ってのが曲者で、普通のフイルムカメラはピントと露出さえ合っていれば、大体は写ってる訳だけど、ピンホールカメラでそれを完璧にしようとするならば、勘と経験と熟練した技を要する。それ以前に構図だって相当あやしいもんだけどね。
不確定なピント、不安定な露出、曖昧な構図、とくれば、普通は写真にならない。ところがこの不確実なキカイが偶然の産物(ミラクル)を生み出すのだ。その偶然(ミラクル)を楽しむ手段としてピンホールカメラがニッチな市場を生み出しているのかもしれません。
パッと撮って、すぐに画像が確認できて、気に入らなければ抹消したり、気に入るように加工出来るデジカメとは次元が違う(←どっちが上、とか、どっちが優れてるとかいう意味じゃなくてね。誤解無き様)。
ピンホールカメラってのは、カメラの原点であるが故に、多分、写真を楽しむ原点なのかもしれませんね。
*****
という事で私物ピンホールカメラ。
青い方はピールアパートフイルムを使うタイプ。黒いのが何かのオマケで付いてきたカメラ。他にもまだ作って無いピンホールカメラのキットが二つほどあります。
調べたらこんなのも売ってるんですね。→ゼロイメージ
あとここ→日本針穴写真協会
ピンホールカメラ、奥深いです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます