古い畳表を取り外して、新しい表を取り付ける事を表替といいます。
取り外した古い表は市の処理施設に持って行きます。
いぐさそのものは天然の素材ですが、経糸には化学繊維が使われているのがほとんどで、畑等に敷いても後で経糸が残り処分にこまります。
取り外した古い表は市の処理施設に持って行きます。
いぐさそのものは天然の素材ですが、経糸には化学繊維が使われているのがほとんどで、畑等に敷いても後で経糸が残り処分にこまります。
畳に縁を縫いつける工程を平刺しといいます。
高級品ほどこの縫い目のピッチを細かくします。
手縫いの場合にはそれだけ手間がかかります。
今は機械なので目盛り調整だけで済み、時間もそんなに変わりません。
今回は表はダイケンの黄金白です。
表を裁断しながら縫うようになっていますが、なかなか切れにくい表なので、その理由から縫い目を通常より小さくしました。
厚みが15ミリの畳を製造しました。
今回は7ミリのインシュレーションボードに2ミリの板紙(SPC)を挟んだ床をはじめて使ってみました。
厚みは11ミリ位です。
仕上がりの厚みは6枚重ねて100ミリだったので、16.6ミリになりました。
15ミリよりも1.6ミリ厚くなりました。
下の畳は通常の厚みの畳です。約55ミリです。
仕事柄、タンスを移動する事がよくあります。
畳を敷きこんでタンスを元の位置に戻すとき、お客様に「壁とタンスとはどれくらい離しますか?」と伺います。
たいていのお客様は「出来るだけ壁につけてください。」と言われます。
1階の部屋のときは「少しくらい壁から離したほうが後ろに湿気がこもらなくていいですよ。」とアドバイスをしています。
2階の部屋なら湿気がこもる心配も少ないようです。