サルトリオのアルスターコート

サルトリオのアルスターコートです。
先週都内某ショップで購入しました。
フランコプリンツィバリ以来
アルスター病にかかってしまいました。
そして遂に禁断の初サルトリオです。



前回のブログで冬物終わりと言いましたが
その前にこのコートは購入していて
昨日袖が出来上がってきました。

さてそのサルトリオですが
今はキートン社の２大トップブランドのひとつです。
ハンドメイドとマシンメイドを巧みに組み合わせ
着心地を左右する重要な箇所は
ハンドメイドで縫製を行うという
手間暇かけた丁寧な作りには
定評があります。

所謂ナポリ服ですので
肩まわりなど柔らかく丸みのある
立体的なフォルムが特徴です。

まず袖ですが
ターンナップではなく
開き見せ重ねの４つボタンです。
この部分は日本で直しています。



そして全体のフォルムは
こんな感じです。
やはり肩周りが柔らかいですね。




ポケットはフラップつきのパッチポケットにもかかわらず
ドレッシーかつクラシックな感じがします。

生地はグレーのフランネルのような
打ち込み感がある生地です。
最近売っているコートはペラペラの物が多いですが
やはりこうしたしっかりした生地の方が
オーバーコートと言う感じがします。
（すっかりアルスター病）

着心地ですが
これはイタリア物の特徴ですが
生地が重いにもかかわらず軽い着心地です。
そして腕も非常に動かしやすいです。
色が明るいグレーなのも
重さを感じず、いいですね。
これにマフラーはキャメルと思っていましたが
実はバーガンディの方が
さし色で似合うかなと思っています。

余談ですが、内側のタグが手書きのところも
そそられますね。



このコートを着られるのも
あと２週間位でしょうか。

連続着用しそうです（笑）。