冒頭の写真はお二人の尊敬される師
メンズファッションイラスト界の巨匠
穂積和夫先生のイラスト。
「今にも動き出しそう」と
今なお、新鮮な輝きを放つイラストを背に
生き生きとお話されるお二人。
お二人とはファッションイラスト界の第一線で活躍される
画伯こと綿谷寛さんとソリマチアキラさん。
先日、新築間もない明治大学中野校舎で行われた
中野香織さんの「ファッションイラストレーションを考える」という講義の様子です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/d5/b271effd30d5fdadf1a4cb74d3dcc803.jpg)
イラストという、大学の講義としては
とても斬新な切り口。
中野さんの講義は色々な業界の第一人者を招き
白熱したトークが展開される興味深い講義が
定期的に行われています。
この講義に参加出来る学生さんは
本当に幸せだなと思います
理論だけでなく生の声を聞く事が出来るのだから。
さて、画伯のお話では
インパクトのある話がいくつも飛び出しましたが
そのなかのひとつ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/ce/e91b45041ef6f695b9fbe9bb096925b1.jpg)
イラストの依頼では
洋服の細かいディティールなどの指定はなく
よってイラストレーターは
コーディネイトも出来なくてはならないとのお話。
スモーキングジャケットを着た
下の絵は正にそれを体現している絵。
合わせるトラウザースや靴(ルームシューズ)などは
イラストレーター自身が考えなければならない。
そのシーンに合わせた
正しい装いの知識が必要とされます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/dd/f91421b50fe358f3df13207ca2af3255.jpg)
画伯の普段のステキな装いは
ここからきている事を改めて納得した次第。
そしてソリマチさんのイラスト。
服飾好きにはたまらないイラストが多く
私も2枚程入手させていただいています。
ソリマチさんはモデルもこなす
長身でアンダーステイトメントな装いをされる
正に英国紳士的な方。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/fe/9b23699cde5001964798a22e89153e4d.jpg)
バタクのイラストでもおなじみですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/0b/35f624940877a1a8809f09c0a75b6995.jpg)
何の指定もなく、こういったイラストが描けるのは
ソリマチさん自身もビスポークスーツを着こなす
紳士だから。
テーラーの雰囲気、面白さ、ワクワク感を知っているからこそ
描ける事を再認識しました。
そして最も印象に残ったお話。
写真は良くも悪くも全てを写し出してしまう
イラストはその物の本質を捉えて
それを強調して描く事が出来るという話。
顧客は実はそのモノの良さを既に知っていて
最終的にカタログなどのイラストをみて
背中を押され、購入に踏み切る
クルマしかり、バッグしかりとの事。
イラストレーションにはパワーがあるなという事を
実感した大変興味深い講義でした。
その他にも名言多々。
尚、詳しい内容は中野さんのブログをご覧下さい。
お招きいただいた中野さん
そして素晴らしいお話をして下さった
綿谷画伯、ソリマチさんに感謝です。
ありがとうございました。
メンズファッションイラスト界の巨匠
穂積和夫先生のイラスト。
「今にも動き出しそう」と
今なお、新鮮な輝きを放つイラストを背に
生き生きとお話されるお二人。
お二人とはファッションイラスト界の第一線で活躍される
画伯こと綿谷寛さんとソリマチアキラさん。
先日、新築間もない明治大学中野校舎で行われた
中野香織さんの「ファッションイラストレーションを考える」という講義の様子です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/d5/b271effd30d5fdadf1a4cb74d3dcc803.jpg)
イラストという、大学の講義としては
とても斬新な切り口。
中野さんの講義は色々な業界の第一人者を招き
白熱したトークが展開される興味深い講義が
定期的に行われています。
この講義に参加出来る学生さんは
本当に幸せだなと思います
理論だけでなく生の声を聞く事が出来るのだから。
さて、画伯のお話では
インパクトのある話がいくつも飛び出しましたが
そのなかのひとつ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/ce/e91b45041ef6f695b9fbe9bb096925b1.jpg)
イラストの依頼では
洋服の細かいディティールなどの指定はなく
よってイラストレーターは
コーディネイトも出来なくてはならないとのお話。
スモーキングジャケットを着た
下の絵は正にそれを体現している絵。
合わせるトラウザースや靴(ルームシューズ)などは
イラストレーター自身が考えなければならない。
そのシーンに合わせた
正しい装いの知識が必要とされます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/dd/f91421b50fe358f3df13207ca2af3255.jpg)
画伯の普段のステキな装いは
ここからきている事を改めて納得した次第。
そしてソリマチさんのイラスト。
服飾好きにはたまらないイラストが多く
私も2枚程入手させていただいています。
ソリマチさんはモデルもこなす
長身でアンダーステイトメントな装いをされる
正に英国紳士的な方。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/fe/9b23699cde5001964798a22e89153e4d.jpg)
バタクのイラストでもおなじみですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/0b/35f624940877a1a8809f09c0a75b6995.jpg)
何の指定もなく、こういったイラストが描けるのは
ソリマチさん自身もビスポークスーツを着こなす
紳士だから。
テーラーの雰囲気、面白さ、ワクワク感を知っているからこそ
描ける事を再認識しました。
そして最も印象に残ったお話。
写真は良くも悪くも全てを写し出してしまう
イラストはその物の本質を捉えて
それを強調して描く事が出来るという話。
顧客は実はそのモノの良さを既に知っていて
最終的にカタログなどのイラストをみて
背中を押され、購入に踏み切る
クルマしかり、バッグしかりとの事。
イラストレーションにはパワーがあるなという事を
実感した大変興味深い講義でした。
その他にも名言多々。
尚、詳しい内容は中野さんのブログをご覧下さい。
お招きいただいた中野さん
そして素晴らしいお話をして下さった
綿谷画伯、ソリマチさんに感謝です。
ありがとうございました。