いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

贅沢な講義

2013-10-20 08:08:25 | スーツ
明治大学リバティアカデミーでとても贅沢な講義が
10/16、新中野キャンパス交流ギャラリーで行われました。



この講義は株式会社丸井との共催講座で
第1回目は「スーツが秘める歴史的な意味」
第2回目は「進化するスーツの現状とその着こなし」
という全2回の内容となっています。

第1回目に登壇する講師は我らがアイドル
服飾史研究家で明治大学特任教授の中野香織さん。



当日は午前中に台風が直撃し
大学も臨時休講となった静かな雰囲気でしたが
夜19時に交流ギャラリーに集まったのは
定員枠一杯の40名。
若い学生さんから一般の女性の方
服飾のプロの方などが様々な方が受講されていました。

講義はスーツの定義から始まり
16世紀から現在に至るスーツの歴史
フランス革命の背景となった服飾的観点からの意味合いなど
とても興味深い講義でした。

参加されている方のモチベーションもとても高く
予定の90分をオーバーしていましたが
最後まで全員が真剣に講義を聞き入る
白熱した雰囲気。
あっという間に
時間が経ってしまいました。

こういった希有な講義が
一般の人も受講出来る
明治大学リバティアカデミーという制度
学びの場としてとても「いいね!」と思った次第。

香織さん貴重な講義をありがとうございました。





フランコプリンツィバリ オーダー会 2013 A/W

2013-10-20 07:16:12 | スーツ


秋はどこにいってしまったのかと思わせる
暑さの残る10月初旬、定例となった
フランコプリンツィバリの秋冬オーダーに行ってきました。

半年ぶりに再会のフランコさん
今回もとてもお元気そうで安心しました。
近況の報告などをした後に
早速採寸の開始です。



まずは、やや成長気味(苦笑)の
体型の変化などをチェック。



前回作ったスーツの採寸を見ながら
手直しを始めていきます。



採寸を変更していくところは
パタンナーでもあるKさんにフランコさんが
指示をしていきます。
このお二人ももはや名コンビとなり
阿吽の呼吸です。



そして一番気になるウェスト回りの
チェックをしてもらい
ややサイズの見直しをしてもらました。
いつも通りに通訳のクララさんもいらしたので
細かい話もスムーズに伝わります。



今回は生地選びを事前にする時間がなかったので
フランコさんと相談しながら
生地を選びました。

フランコさんももう現役を引退しても良い年なので
毎回参加する度に
今回が最後のオーダー会かもしれないと思いながら
この一時を大切にしながらオーダ会に臨んでいます。
又、来年の春も、今まで通りに
お会い出来るといいなあ。

スーツの仕立て上がりは
約1ヶ月後、愉しみです。
こちらは又、改めてスーツが仕立て上がった時に
ご報告したいと思います。