batak House Cutのタイスライダーです。
前回、カフリンクスを購った際、気になったものです。タイバーやタイクリップと呼ぶ場合もあり19世紀後半位から使われ始めたと言われています。
今では一般的にネクタイと呼んでいる結び下げタイ(Four-In-Hand Tie)このタイをより立体的に見せる為にタイスライダーを使います。タイスライダーにはクラブの紋章や馬蹄が装飾されているもの、またはタイスライダーそのものを複雑な形に加工しているものなど色々な種類がありますが、今回購入したものは非常にシンプルな形のものです。
素材はスターリングシルバー、タイバーはやはりこの素材が一番マッチすると思います。スターリングシルバーは銀の含有率が92.5%タイバーの裏面にはSILVERとだけ刻印があります。

シルバーの特徴は放っておくと段々黒ずんできますがシルバー磨き専用のクロスで磨くととても綺麗になります。ただこれをあえて黒っぽいまま使うのも渋いかもしれません。
タイスライダーは3Pの時にはウェストコートでネクタイが押さえられるので使わない方もいらっしゃいますが、私はウェストコートからちらっと見えるのが好きなので3Pでも最近はタイスライダーを使っています。水平に挿すと硬い感じがしますが、写真のように斜めに挿すとこなれた感じが出て良いと思います。

このタイスライダー、アンティークな雰囲気と飽きのこないシンプルな形、使い勝手良いので、今後も活躍しそうです。