いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

フェアファクスのアスコットタイ

2010-01-09 05:20:55 | タイ
フェアファックスのアスコットタイです。
昨年、日本橋高島屋のセールで購入した物です。

アスコットタイは何本か持っていますが
実はこのアスコットタイ
リバーシブルになっています。



リバーシブルのアスコットタイは
珍しかったので1本買ってみました。

片側がシルクでブルーのドット
もう一面がウールのチェックです。

実際にしてみると
ブルーのドットはちょっとフォーマルな感じ
方やウールチェックの方は
カジュアルな感じになります。

こういうアスコットタイって
ちょっと面白いと思います。

アスコットタイの装いは
通年出来るのでしょうが
実際は暑がりの私は秋冬しかしないです。

であればこういった
やや厚手になってしまいますが
こういったアスコットタイもありですね。

秋冬の今は
一番楽しいときです。
「反スポルベリーノ」派の私は
カバートコートや
アルスターコートなど
「冬はオーバーコートでなければならない」派なので
日替わりでコートを楽しんでいます。

もちろんそれに合わせた
ハット、マフラー、手袋、鞄、そして靴となります。
そういった装いも後1ヶ月ちょっとですね。

1年は早い・・・

Kitonのシャツ

2010-01-03 05:00:04 | カジュアル
イタリアKitonのシャツです。

ストラスブルゴのセールで先日購入しました。

Kitonのシャツですが
通常時は7諭吉オーバーですので
なかなか手が出せません。

シャツはやはり消耗品ですので
こういったセールの時に
購入するしかないですね。

襟は、ほぼ180度のワイドスプレッドです。



襟裏にはキーパーも入れられるので
これにタイをするコーディネイトも
ありかもしれません。

後ろ身頃です。
ダーツが入っていますが
所謂フィッティングはクラシックな物で
最近ハヤリのスリムフィットではありません。

私にはこのフィッティングが最適です。



ボタンは高級感あるボタンですが
やや大きさは大きめ、そして厚みは標準的な
厚みです。

ボタンはの取り付けは
クロス掛けではなく、所謂、鳥足掛けになっています。
一般的な既製品のシャツではまずみない
縫い方ですね。



鳥足掛けはボタンの中心が横にずれる為
ボタンが浮きやすきなり、ボタンが掛けやすいという
利点があります。

又、袖のボタンは種類が変えてあり
より留めやすい小ぶりな物になっています。



これもきっと見た目だけでなく
実用性にもこだわるKitonならではですね。

そしてステッチ類ですが
FLAYが精緻に正確にマシンで縫われているのに対し
Kitonは縫い目が非常に細かいのですが
ハンドで縫ったと思われる縫い目です。
それ故か、全体的に柔らかい感じを受けます。

さて着心地ですが
よくKitonのシャツはニットのような着用感といいますが
スリムフィットではないので
ストレスのない着用感というのが
正しいと思います。

不思議とこのシャツを着た時
FLAYのシャツの着心地を
思い出しました。

私はアンダーシャツを着る派ですが
ある意味、もっとも肌に近い服としては
最適な1枚だと思います。

ところで
このシャツもちろん綿100%なので
家で洗います(笑)。

早くアイロンをかけてみたいですね~。
もっともシャツの作りが実感出来ますので。
因みに立体的なシャツほどアイロンを掛けるのが
難しくなります。

このシャツ、基本的にはカジュアルで
着用しようと思っているので
今日か明日当たり着てみようと思います。

フランコプリンツィバリの3P

2010-01-02 05:06:40 | スーツ
新年第1弾はフランコプリンツィバリの3Pです。
昨年オーダーしたものがやっと出来上がりました。

実はスーツ自体は問題なかったのですが
ウェストコートのフィッティングに問題があり
修正をお願いしたのですが、結局作り直しになりました。

いつも思うのですが、トラブルが発生した場合でも
そのリカバリーが良心的だと、尚、信頼度が上がりますね。
今回も恐らくフィッターのK藤氏が妥協を許さなかった為
作り直しになったのだと思います。

さて今回の生地ですがブリティッシュレトロ的なウィンドペーンです。
生地はイギリスではなくイタリアのロロピアーナです。

英国の生地に比べると大分柔らかめです。
目付けは300g位だと思います。

オリジナルモデルは水平ポケット、フラップなしですが
よりクラシックな英国調を強調する為
冒頭の写真のように
スラントポケットでウォッチポケット付きの
フラップありにしました。
フラップ部分の柄がちゃんと合わせてあります。
流石ですね。

2Pで着るときはそのままで良いのですが
3Pで着るときはフラップを閉まったほうが良さそうです。



スーツの仕様ですが裏地はオーソドックスに茶色にし
ポケットはイタリアン台場にしました。



袖はもちろん本切羽
いつも通りオーソドックスに
一番奥のボタンを殺してあります。



袖もいつもの通りのフランコ流(当たり前ですが)で
サイドベンツです。



コーディネイトですが
このスーツ、色のベースはグレーです。
ただ、茶色のストライプも強いので
グリーン系のタイで合わせてみました。
ドレスシャツは柄がしつこくならないよう
オーソドックスにブルーの無地にしました。



こういった柄のスーツ
初めて作りましたが、1着あると面白いと思います。

早速新年に着てみようかな。

明けましておめでとうございます

2010-01-01 00:00:01 | その他
新年、明けましておめでとうございます。

ついにこのブログ、2年目のお正月を無事に
越えることが出来ました。

これもひとえにブログをご覧いただいている方に
叱責もありますが、暖かいコメントや
大変参考になるコメントを頂いたのが
ブログ更新の原動力になっています。

既にこのブログに、のべ23万人以上の方に
来て頂きました。
心より御礼申し上げます。

又、このブログをきっかけに
色々な方と知り合いになることも出来
大変感謝しています。

稚拙な内容で恐縮ですが
今年も服飾が大好きな方やプロの方
又、興味を持ち始めたばかりの方でも
気軽に読め、そして楽しめるブログを
目指していこうと思います。

もちろん自分自身も愉しんで
更新していきたいと思います。

どうか、本年も宜しくお願いします。