かま爺の日記

「気まま」と「かま爺」の一本化になりました。これからも遊びきてくださいね

あぁ、勘違い 月が(ツキが)逃げていく・・・

2012-09-02 | 日記
8月も最後の休日。連日、残暑が厳しい中
友人の情報を基に早朝、パール富士を目指し三国峠に出かけた
自宅を出る頃は、月が良く見えていた。
ところが、秦野、山北方面は路面が濡れていた。
それでも月は、顔を覗かせていた。

途中、いつものように 鹿などの野生動物が出迎えてくれた。
三国峠をやや下った路肩に車を停めたのが3時半ごろ、辺りを見渡すと数台の車と
三脚に備え付けられたカメラが目に入った。
残念ながら富士山は、雲の中。
空には、雲の切れ間から月が顔を出し、暗い野山を照らしてくれた。
暫し、車内で仮眠を取る事にした。時折、車の屋根を雨粒が叩く。
天気は、一向に良くならず。

とうとう 諦めて6時を過ぎたころ、「道の駅・富士吉田」にある湧き水を汲みに行った。

ところが、つき(月)が無いときは上手くいかないもので、すでに多くの人が並んでいた
普段では、考えられない風景であった。こればかりは譲れないとじっと我慢して湧き水をゲット。
何も収穫がないのも悔しいので、もしかしたら・・と花の都公園を経由して帰る事にした。

富士山は見えないものの、百日草、キバナコスモス、コスモスなどが朝靄の中に多彩な色合いを出していた。
中には、周囲の山々と低く立ち込める雲を背景にカメラを構える、老人と若い女性が目に付いた。
 

きっと撮影のテクニックを指導している老人と若者ではないかと。
以前にも、カメラ教室のような場面に出くわしたことを思い出した
最近はカメラブームである

写真を数枚撮り、朝来た三国峠で朝食兼休憩をとった。
早朝は気が付かなかったが、辺りはもう秋の気配。すすきが出始めている・・

すると、今回の情報をくれたMさんから「パール富士」どうでしたと連絡が入った。
悪天候でダメでしたと回答すると、そんなことはない。お鉢のど真ん中に月があり最高と・・
場所の確認をしたら、今朝はヤビツ峠であることを告げられた。三国峠は、前日であることに気がついた。
「ああ勘違い・思い込み。」友人からの写真の素晴らしさに驚嘆。

最後のあがきで、田園地帯に飛来する「鷺・鴨」たちの撮影にチャレンジして帰宅した一日でした。