深夜ラジオの風俗発言騒動に触発されたような、そうでもないような。
とくにお伝えすることがない時には今後時々こんなのを上げていきます。
上の画像は昔描いた「さすらい日本エロ紀行」の名古屋編でのポン引きおばさんです。
立ちんぼとポン引きが混ぜこぜの怪しい駅裏の街には場違いなくらいの
凛としたたたずまいの方でした。
このおばさんは初対面なのに何でも話してくれる人で
ホテルで派遣嬢を待つ間もいろいろ語ってくれました。
旦那さんがいなくなってしまった話。
この仕事だけで息子さんを社会人まで育て上げたという話。
その息子に仕事内容をカミングアウトした時の話…等々。
「俺を育てるために嫌々やってる仕事なのか」と息子に返され
「私は向いてるからやっている」と答えたという気丈なおばさん。
「向いてるんなら何の問題もないし続ければいい」と息子さん。
息子さんは母親の生きがいのことだけを心配したのかな。
大人だなぁと感心しました。
感心しながら話を聞く僕の態度が良かったのか
嬢と入れ替わりで去っていくおばさんから
部屋の冷蔵庫の小ビール1本をサービスしてもらいました。
今から15年前くらいの話です。