赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

萩生田光一氏は政治家ではない current topics(257)

2017-06-18 09:01:27 | 政治見解




current topics(257):萩生田光一氏は政治家ではない



官房副長官の萩生田光一氏は、加計学園問題などで「総理の意向」と騙り、官僚たちを操り支配した人物です。いま、国政で黒い噂が出ている萩生田光一氏こそが、実は、小池都知事への激しいバッシングを指示している張本人です。

萩生田氏は都議会議員出身で、あらゆる利権活動に首を突っ込む人物として有名です。かつては都連のドン内田茂氏の側近を務め、1期目の半ばで衆議院議員に転出した後、当時自民党幹事長だった安倍晋三氏に擦り寄り党内での地位を固めてきました。

2009年の総選挙で落選した際は、加計学園が経営する千葉科学大学の客員教授をつとめ、その後の選挙で返り咲いてからは、下野中の安倍晋三自民党総裁の下で総裁特別補佐になっています。そして第3次安倍内閣で官房副長官に起用されてからは、内田茂氏の側近時代に培った独特の威圧感で周囲ににらみを利かせていました。

一見してわかるように、萩生田氏は安倍側近の立場を利用し、安倍総理の威を借りて動き回るタイプです。特に、役人の前では自分の意見を押し通すためにことさら総理の名前を利用します。加計学園問題で文科省側の役人が反発した理由は、日頃の萩生田氏の言動に最大の原因があるのです。

萩生田氏は役人に威張り散らすだけでなく、立場を利用して私腹を肥やす自民党都連の国会議員と都議会議員たちの典型とも言える人物なのです。

また、荻生田氏と石原伸晃氏が共謀してメディアに働きかけ、小池知事に対する中傷記事を書かせたり、コメンテーターにネガティブな印象操作をさせる理由は、何としても都民ファーストの躍進を阻止し、自分たちが隠蔽している既得権益を守りたいからです。

加計学園問題で萩生田氏の人となりが明らかになった今、萩生田氏が都議選の応援に立つことは自民党立候補者にとって逆効果となります。萩生田氏の名前がニュースに出てからは、自民党の立候補者たちにはますます逆風が吹き戸惑いを隠せません。

萩生田氏は、虎の威を借りて人を支配し利権を得ることを「政治力」と勘違いしている古いタイプの議員です。真の政治家とは言えません。

きたる都議選では、こうしたタイプの候補者が一掃されることを強く望みます。






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