赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

「核兵器廃絶国際キャンペーン」(iCAN)について current topics(285)

2017-12-06 16:14:12 | 政治見解



current topics(285):
「核兵器廃絶国際キャンペーン」(iCAN)について



今年のノーベル平和賞に決まった非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(iCAN)のベアトリス・フィン事務局長が、来年1月に長崎市を訪れ、核廃絶をテーマにした講演や、被爆者らと意見交換する模様です。

報道では、朝日新聞が他紙に比べ積極的な報道を流していますが、iCANとは何か、また、それを支援する背景についての分析を識者にお伺いしました。



ノーベル平和賞を受賞した「核兵器を廃絶する運動」をしているiCANですが、
基本的には世界から核を廃絶させようという考えは良いことだと思います。

しかし、ここに集まっている人たちの中には、
特定の国家や特定の指導者を倒したいと思って活動している人も混じっています。

日本国内では、原水爆禁止運動のいくつかの組織の中に、
時の政権を倒したい左翼政党が共産主義国家の援助と傘下の労働組合の協力を得ながら作った組織もあります。


結局、そうした組織は国民の理解が得られず大きな広がりにはなりませんでした。
それが日本の純粋な原水爆禁止運動を遅らせた理由にもなったわけです。

iCANの運動がどれほど世界中に広がるか否かは、活動している人の動機に、純粋性があるのか、
あるいは、政治的な駆け引きの意図が隠されているのかによって決まります。





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