赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

危ぶまれる東京五輪開催 ② current topics(443)

2019-11-18 10:13:49 | 政治見解




current topics(443):危ぶまれる東京五輪開催 ②
 


10月にマラソン会場変更の裏に五輪利権の情報を提供してくれたJOCに深く関わる友人から、続報が寄せられましたのでお伝えします。


JOCと招致委員会が電通を通じて五輪招致のために賄賂を使った問題は、いまだに曖昧なままとなっています。

開催が来年に迫っていることから、結論を先延ばしにしたいのですが、いずれオリンピック、パラリンピック後には、招致賄賂が大スキャンダルとなりそうです。

しかし、忘れてはならないのがフランスの検察当局が、オリンピックが間近に迫っているにもかかわらず、高額な賄賂の真相を追っていることです。

フランス検察にとっては開催間近かどうかなど関係ありません。

年内中にも招致委員会の関係者や組織委員会のトップへの捜査が行われる可能性が高くなっています。


出来ることなら開催後の捜査に先延ばししたい関係者ですが、フランス検察の捜査が組織委員会まで及んだ場合は、オリンピックの準備どころではなくなります。

当時の招致委員会のメンバーや組織委員会の森喜朗会長などは心中穏やかではありません。


その上、メーン競技であるマラソン会場の急な変更、ロシアのドーピング問題による不参加などネガティブな話題が増えているだけでなく、天安門事件を超える勢いの香港問題などなど、国際社会で起きている紛争の数々が東京オリンピック開催を困難にしはじめています。

それだけでなく、国内の自然災害の発生頻度も高くなっています。

杞憂にならないことを祈るばかりです。


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