赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

コロナ禍を終わりにさせよう コラム(353)

2021-03-12 22:12:56 | 政治見解



コラム(353):コロナ禍を終わりにさせよう


コロナ禍は人類の意識が変わらない限り終息することはないのではないでしょうか。

昨年の7月のブログ記事『新型コロナウイルスは人類に何を教えようとしているのか』の冒頭でも述べたように、新型コロナウイルスの感染拡大は人類の精神文化の遅れを浮き彫りにしています。感染への恐怖から相互の不信と対立が鮮明となり、国内では政治的対立が激しさを増し、国際社会では国家間の分断と対立が起きています。

新型コロナウイルスは人類に対し『調和や協調、分かち合い』の対極にある『苦しみの現実』を示し体験させることにより、新たな選択を突き付けているように思えてなりません。

アメリカが3千万人近く感染者した理由の一つは、大統領選や人種差別の対立により国民意識に激しい憎しみと不安の感情が蔓延したことにあります。

国民の政治不信や世の中への不満が渦まいていることと感染者数の推移は無関係ではないと思います。

当ブログでは、再三にわたって「人類が憎悪、欲望、執着、不安、不信、不満、恐怖心などのネガティブな想念で満たされていると、その想いの波動が共鳴して様々な社会不安や戦争、大規模な自然災害を引き寄せることになる。」とお伝えしています。

日本では根本的なコロナ根絶の道筋は見えていません。その理由は欲望に満ちた政治家とメディアが中心に社会が回っているからです。

国会の予算委員会では予算案についての議論をせず、週刊誌のスキャンダル記事を中心に議論が進められています。さらに、メディア報道は対立感情を増幅させるばかりです。これでは決してコロナ禍が収まるはずはありません。

この状況を変えるには、一人ひとりの考え方を変えることから始めることが大切だと思います。

まずは他者を批判せず、相手を尊重し互いに協力しあうことを共通のコンセンサスにすることが大切です。
こうした分かち合いの精神を築いていくことから始めてみてはいかがでしょうか。

一人ひとりの意識が変わることから世界は変わっていくと確信しています。
筆者もその一人になりたいと願っています。



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