昨日から定例会が始まりました。
私の一般質問の内容は以下の通りです。
1.「男女間における暴力」に対する羽村市の取組みについて
区市町村に対し、配偶者暴力防止及び被害者保護施策に関する基本計画の策定、
配偶者暴力相談支援センターの設置を努力義務づけ、また保護命令制度が
拡充されるなど、一部改正された「配偶者暴力防止法」が今年の1月から施行され、半年以上経過しました。しかし、
警察庁が今年3月13日に公表した、昨年1年間に被害が届けられるなどして、全国の警察が認知した、ドメスティックバイオレンスは前年に比べ、15.1%増の
2万992件と年間統計を取り始めた2002年以降、初めて2万件を超え、
過去最多の件数となったことからもわかるように、DVの被害は年々、
増加しています。先日も立川市内でDVによる悲惨な事件が発生しました。また、
女性のみならず、男性被害者も増加していることも、警察庁や警視庁の統計から
明らかです。DVは女性だけの問題ではありません。
さらに、最近では結婚前の若い恋人同士の間でおこる、身体・言葉・態度による
暴力、「デートDV」が問題となっています。
「ラストフレンズ」というテレビドラマが今年の4月から6月までフジテレビで
放映され、話題になりましたが、その中でも「デートDV」が取り上げられるなど、「デートDV」は社会問題となってきています。
内閣府が発表した2006年の調査結果でも10代から20代の女性の13.5%
男性は5.2%、20代に限ると女性は22.8%、男性は10.8%が
交際相手から身体的暴力、心理的攻撃、性的強要などの被害にあったという結果がでています。
暴力に苦しむ、若い被害者の気づきから相談対応に向けた、一貫した対策が
今後、羽村市においても重要である、と考えます。
以上のことから、お伺いいたします。
(1)正式な名称で申し上げさせていただきます。
「配偶者暴力防止及び被害者保護施策に関する基本計画」の策定の
進捗状況についてお伺いします。
昨年の12月議会において、計画の策定についてお伺いいたしましたが、
法律が施行され、半年たち、計画策定はどのように進んでいるのか
お伺いたします。
(2)配偶者暴力相談支援センターとしての機能を果たす市内の適切な施設の
設置状況についてお伺いします。
計画同様、相談支援センターについての検討はどのように進んで
いるのか、お伺いいたします。
(3)男性被害者の相談体制はどうなっているのでしょうか。
2006年に内閣府が発表した「男女間における暴力に関する調査報告書
によると、DV被害にあった男性は2.6%、1、2回被害にあったを
含めると男性被害者は17.4%という結果が出ています。
しかし、被害の相談については、84.4%の男性が
「どこにも誰にも相談しなかった」と答えています。
男性のほとんどはDVの被害にあっても相談しない傾向がみられること
から、男性被害者の割合は調査結果を大きく上回ることが推測されます。
そこで、加害者対策も含め、羽村市の男性加害者、被害者の相談対策に
ついて、お伺いいたします。
(4)「デートDV」について羽村市の取組みについてお伺いします。
大人のDVもデートDVも全くかわりません。おきていることは同じ
です。違いは結婚しているかどうかの違いだけです。
しかし、日本のDV防止法では「配偶者」とされているために、
交際相手からの暴力が法の対象となっていないため、
警察に相談しても取り扱ってもらえなかった、という事例もあります。
若い世代に対し、交際相手からの暴力の問題について考える機会を
積極的に提供することは配偶者からの暴力の防止に有効であると
考えます。そこで
① 若年層の結婚前の男女に対し、調査は行う計画はあるのでしょうか。
② 若年層に対しての男女間の暴力問題についての教育啓発はどのように行 われているのか。 お伺いいたします。
(5)「女性に対する暴力をなくす運動」(11月12日からの2週間)の
取り組みについてお伺いします。
今年も11月12日からの2週間、「女性に対する暴力をなくす運動」 が国の施策として行われます。7月28日に男女共同参画推進本部長決定 で今年度の実施要綱が発表されていますが、羽村市はどの様に展開する のかお伺いいたします。
2.再び、地上デジタル放送移行に向けての羽村市の取組みについて問う
6月議会においても、この問題について取り上げましたが、7月24日に総務省から
正式に「地上デジタル放送推進総合対策」が示されました。6月議会では、質問の一部に対し、「国の方針がはっきりしてからお答したい」というご答弁をいただきましたので、今回、また質問させていただきます。
総務省が示した、「総合対策」において、地方公共団体との連携による徹底した
情報提供、公共施設のデジタル化対応、公共施設などによる受信障害への
デジタル化対応など、明確に示されました。
国の示した方針に羽村市として、どのように市民のためにデジタル化を進めていくのか、以下のことをお伺いいたします。
(1)市民の理解醸成をどのように図るのかお伺いします。
①周知広報の徹底をいかに図るのかお伺いします。
②きめ細やかな相談。支援体制の確立についてお伺いします。
③市民の意識調査の必要性についての見解をお伺いします
(2)公共施設などのデジタル化計画についてお伺いします。
①庁内連絡会の設置状況は進んでいるのでしょうか。
公共施設のデジタル化は総務省がしめした総合対策において、平成22年12月末までに完了と示されました。
6月議会では今年度中に市の計画を作る中で研究していく、ということでしたが、
進捗状況について、お伺いします。
②都営住宅の地上デジタル化についての現状についてお伺いします。
市内の羽東1丁目アパート(102戸)と神明台3丁目アパート(247戸)が
ありますが、地上デジタル化対応の現状についてお伺いいたします。
(3)東京電力、国との対応についてお伺いします。
①小作台地区、栄町地区の現状について
②双葉町地区の現状について
(4)公共施設が原因となる共聴施設対策の現状についてお伺いします。
総務省が示した総合対策において、公共施設などにより発生している受信障害については平成22年12月末までにデジタル化が完了すること、とされていますが、羽村市の現状と今後の計画についてお伺いいたします。
(5)生活保護受給世帯以外の高齢者・障がい者への支援についてお伺いします。
国の方針は「生活保護受給世帯」に受信機器購入などに係る支援を行う、と
いうものですが、羽村市として、生活保護受給世帯以外の高齢者、
障がい者などへの働きかけ、サポートについてどのように図るのか、
お伺いいたします。
3.生涯学習センター「ゆとろぎ」ホールの安全な利用について
現在、生涯学習センター「ゆとろぎ」における大・小ホールでの催しの際には
ゆとろぎ協働事業運営市民の会所属の「羽村レセプショニストの会」が
来館者の整理や案内、場内放送を行い、万が一、事故が発生した場合には
避難誘導も任されていますが、
レセプショニスとは主催者からの依頼があった場合にのみ、配備されている
状況です。
レセプショニストはおもてなし、ホールサービス、チームワークビルドの
研修に加え、普通救命救急のライセンスも取得し、AEDの研修も受け、
来館者が落ち着いて、舞台を鑑賞、講演を受講するための「おもてなし」を
提供することは勿論、来館者の安全・安心を守っています。
お客様の安全・安心を守るため、ホールの安全管理のために、ホールを利用
する際には、レセプショニストを使用することを条件としてはどうでしょうか。
そこで以下のことを質問いたします。
(1)昨年度のホール利用は何件か。その内、レセプショニストの利用件数は
何件だったのしょうか。
(2)ホールを利用する際には来場者の安心・安全のためにレセプショニストを
使用することを条件としてはどうでしょうか。
答弁については、別途また報告いたしますが、
デートDVに関しては「認知度が低い」と。。そうでしょうか??
これほどの社会問題になっているのに?
認知度が低い(と思われるのなら)なおさらのこと、「気付き」のための
意識調査、そして啓発が大事だと考えます。
地デジについては、市としても来年度予算に盛り込むべく、9施設に関しての
受信調査、デジタル化を図っていくとのこと。
東京電力さまは9月に地元説明会を開催するようです。
「ゆとろぎ」に関しては、レセプショニストの人員拡大と確保、外部に向けての
広報、PRを行うとのことでした。
私の一般質問の内容は以下の通りです。
1.「男女間における暴力」に対する羽村市の取組みについて
区市町村に対し、配偶者暴力防止及び被害者保護施策に関する基本計画の策定、
配偶者暴力相談支援センターの設置を努力義務づけ、また保護命令制度が
拡充されるなど、一部改正された「配偶者暴力防止法」が今年の1月から施行され、半年以上経過しました。しかし、
警察庁が今年3月13日に公表した、昨年1年間に被害が届けられるなどして、全国の警察が認知した、ドメスティックバイオレンスは前年に比べ、15.1%増の
2万992件と年間統計を取り始めた2002年以降、初めて2万件を超え、
過去最多の件数となったことからもわかるように、DVの被害は年々、
増加しています。先日も立川市内でDVによる悲惨な事件が発生しました。また、
女性のみならず、男性被害者も増加していることも、警察庁や警視庁の統計から
明らかです。DVは女性だけの問題ではありません。
さらに、最近では結婚前の若い恋人同士の間でおこる、身体・言葉・態度による
暴力、「デートDV」が問題となっています。
「ラストフレンズ」というテレビドラマが今年の4月から6月までフジテレビで
放映され、話題になりましたが、その中でも「デートDV」が取り上げられるなど、「デートDV」は社会問題となってきています。
内閣府が発表した2006年の調査結果でも10代から20代の女性の13.5%
男性は5.2%、20代に限ると女性は22.8%、男性は10.8%が
交際相手から身体的暴力、心理的攻撃、性的強要などの被害にあったという結果がでています。
暴力に苦しむ、若い被害者の気づきから相談対応に向けた、一貫した対策が
今後、羽村市においても重要である、と考えます。
以上のことから、お伺いいたします。
(1)正式な名称で申し上げさせていただきます。
「配偶者暴力防止及び被害者保護施策に関する基本計画」の策定の
進捗状況についてお伺いします。
昨年の12月議会において、計画の策定についてお伺いいたしましたが、
法律が施行され、半年たち、計画策定はどのように進んでいるのか
お伺いたします。
(2)配偶者暴力相談支援センターとしての機能を果たす市内の適切な施設の
設置状況についてお伺いします。
計画同様、相談支援センターについての検討はどのように進んで
いるのか、お伺いいたします。
(3)男性被害者の相談体制はどうなっているのでしょうか。
2006年に内閣府が発表した「男女間における暴力に関する調査報告書
によると、DV被害にあった男性は2.6%、1、2回被害にあったを
含めると男性被害者は17.4%という結果が出ています。
しかし、被害の相談については、84.4%の男性が
「どこにも誰にも相談しなかった」と答えています。
男性のほとんどはDVの被害にあっても相談しない傾向がみられること
から、男性被害者の割合は調査結果を大きく上回ることが推測されます。
そこで、加害者対策も含め、羽村市の男性加害者、被害者の相談対策に
ついて、お伺いいたします。
(4)「デートDV」について羽村市の取組みについてお伺いします。
大人のDVもデートDVも全くかわりません。おきていることは同じ
です。違いは結婚しているかどうかの違いだけです。
しかし、日本のDV防止法では「配偶者」とされているために、
交際相手からの暴力が法の対象となっていないため、
警察に相談しても取り扱ってもらえなかった、という事例もあります。
若い世代に対し、交際相手からの暴力の問題について考える機会を
積極的に提供することは配偶者からの暴力の防止に有効であると
考えます。そこで
① 若年層の結婚前の男女に対し、調査は行う計画はあるのでしょうか。
② 若年層に対しての男女間の暴力問題についての教育啓発はどのように行 われているのか。 お伺いいたします。
(5)「女性に対する暴力をなくす運動」(11月12日からの2週間)の
取り組みについてお伺いします。
今年も11月12日からの2週間、「女性に対する暴力をなくす運動」 が国の施策として行われます。7月28日に男女共同参画推進本部長決定 で今年度の実施要綱が発表されていますが、羽村市はどの様に展開する のかお伺いいたします。
2.再び、地上デジタル放送移行に向けての羽村市の取組みについて問う
6月議会においても、この問題について取り上げましたが、7月24日に総務省から
正式に「地上デジタル放送推進総合対策」が示されました。6月議会では、質問の一部に対し、「国の方針がはっきりしてからお答したい」というご答弁をいただきましたので、今回、また質問させていただきます。
総務省が示した、「総合対策」において、地方公共団体との連携による徹底した
情報提供、公共施設のデジタル化対応、公共施設などによる受信障害への
デジタル化対応など、明確に示されました。
国の示した方針に羽村市として、どのように市民のためにデジタル化を進めていくのか、以下のことをお伺いいたします。
(1)市民の理解醸成をどのように図るのかお伺いします。
①周知広報の徹底をいかに図るのかお伺いします。
②きめ細やかな相談。支援体制の確立についてお伺いします。
③市民の意識調査の必要性についての見解をお伺いします
(2)公共施設などのデジタル化計画についてお伺いします。
①庁内連絡会の設置状況は進んでいるのでしょうか。
公共施設のデジタル化は総務省がしめした総合対策において、平成22年12月末までに完了と示されました。
6月議会では今年度中に市の計画を作る中で研究していく、ということでしたが、
進捗状況について、お伺いします。
②都営住宅の地上デジタル化についての現状についてお伺いします。
市内の羽東1丁目アパート(102戸)と神明台3丁目アパート(247戸)が
ありますが、地上デジタル化対応の現状についてお伺いいたします。
(3)東京電力、国との対応についてお伺いします。
①小作台地区、栄町地区の現状について
②双葉町地区の現状について
(4)公共施設が原因となる共聴施設対策の現状についてお伺いします。
総務省が示した総合対策において、公共施設などにより発生している受信障害については平成22年12月末までにデジタル化が完了すること、とされていますが、羽村市の現状と今後の計画についてお伺いいたします。
(5)生活保護受給世帯以外の高齢者・障がい者への支援についてお伺いします。
国の方針は「生活保護受給世帯」に受信機器購入などに係る支援を行う、と
いうものですが、羽村市として、生活保護受給世帯以外の高齢者、
障がい者などへの働きかけ、サポートについてどのように図るのか、
お伺いいたします。
3.生涯学習センター「ゆとろぎ」ホールの安全な利用について
現在、生涯学習センター「ゆとろぎ」における大・小ホールでの催しの際には
ゆとろぎ協働事業運営市民の会所属の「羽村レセプショニストの会」が
来館者の整理や案内、場内放送を行い、万が一、事故が発生した場合には
避難誘導も任されていますが、
レセプショニスとは主催者からの依頼があった場合にのみ、配備されている
状況です。
レセプショニストはおもてなし、ホールサービス、チームワークビルドの
研修に加え、普通救命救急のライセンスも取得し、AEDの研修も受け、
来館者が落ち着いて、舞台を鑑賞、講演を受講するための「おもてなし」を
提供することは勿論、来館者の安全・安心を守っています。
お客様の安全・安心を守るため、ホールの安全管理のために、ホールを利用
する際には、レセプショニストを使用することを条件としてはどうでしょうか。
そこで以下のことを質問いたします。
(1)昨年度のホール利用は何件か。その内、レセプショニストの利用件数は
何件だったのしょうか。
(2)ホールを利用する際には来場者の安心・安全のためにレセプショニストを
使用することを条件としてはどうでしょうか。
答弁については、別途また報告いたしますが、
デートDVに関しては「認知度が低い」と。。そうでしょうか??
これほどの社会問題になっているのに?
認知度が低い(と思われるのなら)なおさらのこと、「気付き」のための
意識調査、そして啓発が大事だと考えます。
地デジについては、市としても来年度予算に盛り込むべく、9施設に関しての
受信調査、デジタル化を図っていくとのこと。
東京電力さまは9月に地元説明会を開催するようです。
「ゆとろぎ」に関しては、レセプショニストの人員拡大と確保、外部に向けての
広報、PRを行うとのことでした。