3月に入って1週間ちょっとが過ぎた。
令和4年度もあと3週間余り。
気づけば、週刊朝日は毎年恒例の高校別の大学合格者数の特集が掲載されるようになり、
新聞のデジタル地方版を閲覧すれば毎日どこかの県で高校の入試問題が載っている。
今日は年度末の有休消化で特に用事もないのに、休みを取った。
自宅でだらだらするのも勿体ないと平日でないと入れられないアポをとって、街中へ。
そうすると袴姿の若い女性が連れだって闊歩しているのに遭遇。
思わず「春なのねぇ」。
袴姿にしみじみするのは、この3年ばかり新型コロナの影響で卒業式そのものが自粛される傾向にあったからかも。
もちろん、昨年でも実施する大学はあったようで地下か鉄でチラホラと袴姿を見かけることはあった。
だけど、複数名で歩く姿は見かけなかったなぁ。
そもそも、平日の昼間に繁華街を歩くとか電車に乗るとかと行ったことも最近はしていなかった。
コロナによってもたらされた3年間のうちに、生活のあり方や考え方が変わってしまった。
つまり、見る角度が変わったことで見えてくる世界も以前と違って見えるようになったのかもしれない。
これもまた成長か。
こんな風に考えると、いつもと違う日常を過ごすのも悪くないなと思う。
年次有休は20日間。無事に消化できてヨカッタ。
今年度はスタートからいきなり予定外の有休を連続して取らねばならない状況に見舞われた。
4月から6月までの間に早くから予定を入れておいた休みが3日あったところに3日加えることになり、
7月以降も更に体調管理のために何日か休みを入れる羽目に。
マトモに1日全休すると後半がキツくなるぞと半休でしのぎ、例年恒例の夏休みは返上して乗り切った。
コロナの第7波を中心とした時期は週1ペースで在宅勤務が入っていたのも有休節約に一役買った。
そうやって休みをやりくりしながら過ごした1年間。
令和5年度はどんな1年間になるのかしら。
本来ならば或る日を境にパッと生活環境が変化するところが長いスパンをかけて緩く方向転換できたこの数年なので、
脱コロナが進行する中で無理やりに戻される元の煩雑や喧噪はしんどいと感じるかもしれないな。
しかし、私自身がよくも悪くも思考回路がしなやかに、したたかになったような気がする。
また、物事に対してこだわらなくなり、割り切ることもできるようになった。
新たに得たこと生かして、この1年も荒波を越えていこう。
とりあえず、年次休暇は計画的に取るぞ!