2024年12月28日(土)の夜、ベトナムのハノイ駅にて。
私たちは待っていた。
ラオカイへ向かう夜行列車の受付を。
今回の旅、2つのプチ贅沢をお願いしたうちの1つ。
「寝台列車に乗ってみたい」。
日本じゃね、豪華列車は別としてサンライズ出雲のみの寝台列車。
そりゃ、若い頃にブルートレインに乗ったことはあるけれど、やっぱり機会があれば乗りたい。
それに海外の鉄道にも乗りたい。
てなことで。
同じ目的の乗客(ほぼ全員が外国人!)が集まり始めた。
そいでもって、21:00に案内されてホームへ。
わーいっ!
わー。これに乗るのかぁ。
ベトナムの鉄道の面白いところは、ダイヤは1つで幾つかの会社が1両か2両ずつ車両を持っていて
それぞれが乗客を募って、そして連なって運行していること。
日本におけるブルトレのように1つのコンパートメントに4床が主流だけど、
ここは張り込んで2人用の個室を予約してもらった。
かわいい~。
ベッドはこんな感じ。
上段のベッド部分は絵画に。(ラオカイ地方の段々畑)
装飾も少数民族の織物文様がふんだんに。
アガサクリスティーの「オリエント急行殺人事件」を思い出すなぁ。
外を見れば人がいっぱい。すぐカーテンを引いた。
22:00に発車。
数時間前に歩いた線路を列車で走るなんて、ちょっと感動。
列車を肴にお酒を飲む人たちもいる!
建物が近すぎる。
ロンビエン橋も渡った。
橋を渡ったら、後はもう真っ暗。
翌日に備えてさっさと就寝。
思いの外しっかり眠れたのが嬉しかった。
電車の振動って、なんか心地いいのよねぇ。
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