2024年12月29日(日)、旅の3日目。
前夜、ハノイから深夜寝台列車に乗ってラオカイへ移動した。
ツインのコンパートメントだったので、そこそこ眠れたし身支度も気楽。
冬のベトナム旅行ということで、「服装はどうしたらよいのか」と悩んだ。
例えば、ハノイ。
ハノイは四季がある。ということは「冬」もある。
半月前に出張した友人によれば「自分はコートを手に持っていたけど、ダウンコートを着ている人もいた」。
結局、気温としては20度前後?
夏用のデニムスパッツ(←日本から着用)に夏用の長袖ブラウスに登山用ベストで調度よかった。
寒くもなく暑くもなく、日本でいえば10月半ばの気候といったところ。気持ちよく過ごせた。
ところが、ラオカイは山間部なのでそうはいかない。
ということで、冬用のスパッツにタートルのヒートテック。リュックからマジカールサーモコートとウールショール(←マフラーとして)に着替えた。
つまり、師走の東京における普段の服装になったわけだ。
朝6時。ラオカイに到着。
外はまだ暗い。そして、冬の朝らしいひんやり感。
ラオカイに来たなぁ。。。って、実感。
同じ列車できた外国人観光客で駅は結構な混雑。
駅前にはツーリストのお迎えに現地の方々が待機していた。
ほとんどの旅行者はここからそれぞれの目的地に向かうべく、乗り継ぎの移動手段を予約していて、
ガイドにピックアップしてもらうようで。
友人も自らの名前を書いたプラカードを探し、迎えに来たベトナム人の若者と合流できた。
彼について駅を出て駅前のカフェに案内された。
友人が「朝ごはん食べに行きますよ」。
ん? ここで朝ごはんじゃないの?
「ここでツアーの車にピックアップしてもらうんです。それまでは自由行動なので」。
まだ薄暗い街中を散策がてら朝食処を探してうろうろ。
駅前に2軒ほどカフェがあったけど、イマイチ。
さらにぐるっと一周していたら、いかにも食堂という感じの飲食店が。
友人が立ち止まり、しばし観察して「ここにしましょう」。
店先でおばちゃんが大釜で何かを茹でいて、おっちゃんが串刺しの肉を炭焼きしている。
こんにゃく?ではなく、米粉を皮状にして茹でた麺の一種らしい。木耳が練り込められたいるそうだけど、よくわからん。
これをタレだかツユに浸して食べる。野菜も適宜つけてね。
途中、おじちゃんがタレの器に焼きたての肉を入れてくれた。
麺もどき?はあまり味はついていないけど、タレだかツユに浸して食べると美味しい。
お肉も香ばしくていける。野菜もちゃんと摂取しないとね。
(2025年1月の日本は野菜が本当に高くて、青物買うのに躊躇してしまう。ベトナムの野菜天国が懐かしい)
ベトナムもお茶文化だなぁ。生水厳禁でお茶もオーダー。何茶かわからないけど料理に合う。
朝食メニューというわけではなく、これ一択で終日営業しているんだろうなぁ。
食事していると、他に地元客が入ってくる。
外国人観光客がこんな早朝にこういう地元食堂にいるのは珍しいのか「ん?」という軽いリアクションがあった。
屋台の串焼き屋と一緒。
食べ終わって食堂を出る。
夜も明けてきた。
なんと市場の目の前だった。そっか、築地の場外みたいなところか。
駅前だしね、国境の街だし。そこそこ都会っぽい?
寒いので、待ち合わせのカフェに戻って食後の珈琲を飲んでピックアップを待った。
次回に続く~
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