Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

振り替える、考える。雨降る時は

2013年06月27日 09時31分16秒 | つれづれ
昨日は雨が絶え間なく降り続いて、気が滅入った。

先生からいただいた鞄。

実際に使ってみて、実はけっこー微妙だなということがわかった。

小さい方はポケットが多すぎてボーっとしていると混乱する。
どこに何を収納するか、整理してキチンと使う頭が必要。

大きい方は、実は欠陥?

持ち手部分、塗料が剥がれて手が真っ黒
慌てて職場にあったビニールテープを巻いた。

内ポケットの引き手も壊れてなかったので、根付を取り付けた。

使い勝手はフツー。

結局、別途入手した夏用のバックを使うことになりそうだ。(ポケット少ないけど

道具を上手に使いこなすって、難しいね。


ところで2日前の記事に訂正あり。

青磁の花入「万声」、3年前に見ていた
根津美術館の青磁展にて。

しかも、もう一つの国宝「青磁下蕪形瓶」(アルカンシェール美術財団蔵)も見ていた。

竹とんぼさんからのコメントを読んで、
blogのアーカイブ機能で「美術館・博物館」の項目をツツーっと遡り、
直近の根津美術館を開いて、その末尾のバックナンバーリストから
「南宋の青磁」展を引っ張り出して、読み返した。→こちら

日付が2010.10.28日付になっていたので、
茶道日誌を捲って、実際に美術館へ行ったのは10月24日だと特定した上で、
2010年のチラシ&目録をファイルを取り出して、該当の目録を捲って、
展示替えがないことを確認しーーー。

blogには「鳳凰耳付瓶が5つくらい成らんでて~」とサラッと書いているだけ

だけど、読んでいうちに「そういえば~」と記憶がポツり、ポツりと甦ってくる。

あの日は朝からトーハク、永青文庫とハシゴして根津で青磁見て、畠山記念館へも行って、
頭痛がしてきて、しんどかったなぁ。

そういえば、「万声」「千声」そろい踏みと聞いたなぁ。

素人ながら、あの格調の高さは「いいなぁ」と思った。


もっとも、あの日は詰め込み過ぎたなぁ、と反省

2010年当時は欲張り過ぎてた。

見ることに必死で、その価値を吟味することも充分ではなかった。

興味を思うツボはその時によって、変わることは致し方ない。

たとえ、国宝や重要文化財に指定されていたとしても、
その時の自分の興味に一致していないと記憶に残らないし、

自分にそれを理解するだけの力量がないと“猫に小判”になってしまう。

私もねー、年を重ねてくると集中力に衰えが出てくるし、体力も落ちて来るしね。

これからは美術館鑑賞もガツガツしないでじっくり見る姿勢でやっていこう。


かくて、国宝の陶磁器14点中、11点を見ていることがわかった。

★見たもの11点の復習

国焼・白楽茶碗「不二山」 本阿弥光悦作 (サンリツ服部美術館所蔵)
国焼・志野茶碗「卯の花」(三井記念美術館所蔵)

唐物・曜変天目茶碗(稲葉天目)(静嘉堂文庫美術館所蔵)
唐物・曜天天目茶碗(藤田美術館所蔵)

唐物・油滴天目茶碗(大阪市東洋陶磁美術館所蔵)

唐物・玳皮盞天目(たいひさんてんもく)(相国寺・承天閣美術館所蔵)

高麗・大井戸茶碗「喜左衛門井戸」(大徳寺・孤峯庵所蔵)

青磁花入「飛び青磁」(大阪市東洋陶磁美術館所蔵)
青磁下蕪形瓶(アルカンシェール美術財団所蔵)
青磁鳳凰耳瓶「万声」(和泉市久保惣記念美術館所蔵)

色絵藤文茶壺 野々村仁清作(MOA美術館所蔵)


★見てないもの3点。
秋草文壺 常滑焼?(慶応義塾大学所蔵、東京国立博物館寄託)
色絵雉香炉 野々村仁清作(石川県立美術館所蔵)
曜変天目茶碗(大徳寺・龍光院所蔵)

秋草文壺はトーハクにあるのなら、今後見る可能性はありそう。
石川県の仁清の香炉が茶道具かどうかはビミョーだけど、
仁清は好きだし、金沢へは行ったことあるけど、茶の湯旅はしていないから
これも今後の目標かな。

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