ベトナム再訪旅の2日目。
日付が変わってからホーチミン市内の友人宅に到着。
睡眠時間は3時間半くらい?
朝5時に起きて身支度。まだ暗い中、リュックを背負って出発。
これからバックパッカーの3泊4日旅。
日本国内だったらポシェットないしショルダーを肩から下げてリュックを背負いこむだが、ここはベトナム。
キケンだ。それにポシェットに何を入れるの?って話になる。
一番大事なのはパスポートとスマホ。
財布は現地用。1万ドン=60円(1Kドン=6円)のレート計算で1万8,000円分の両替を予めお願いしておいた。
しめて300万ドン。
日本とベトナムでは物価水準が違うなので、これが大金なのか当座しのぎの金額なのかはわからない。
そもそも、旅費については友人が算出した数字に食事代や移動費もろもろを足して更に上乗せして渡してある。
なので、とりあえず私が支払いをする場面はない。
(両替した分はお小遣いで土産などを購入する分)
よって、財布をポシェットに入れる必要はない。
そいでもって、パスポートとスマホは絶対に盗難や紛失はあってはならない重要なもの。
それこそ、肌身離さず身に着けておきたい。
ならば!あれしかない。
ということで、ダサいのを承知で登山用のベストを着用。(大きなポケットに内ポケットまである優れもの)
23年前にネパールのエベレスト街道トレッキングをした際に買ったものだ。
久しぶりに着たけど、客観的にどう見えるかは別として自分としては安全&便利な代物だった。
路上にて友人が新たなアプリを利用してタクシーを呼んで再び空港へ。
(友人によるとベトナムだかホーチミン独自のタクシーアプリだそうでgrabの半額ほどらしい)
「さっき来た空港に数時間で舞い戻って来ましたねぇ」と友人。
「いやいや~。去年もそうだったけど昼間のタンソンニャット国際空港は初めてだから新鮮な風景だよ」と私。
それに国際線と国内線の違いもある。
検査場で踝までない運動靴なのに脱がないといけないのはビックリしたなぁ。
時刻表を確認。
搭乗口にだどり着いた。
当たり前だけど、ベトナム人が多いなと思う。
ここで朝ごはん。友人が前日に購入しておいたくれた粽を食べた。
ほー。これは初めて。
竹皮?を剥いて半分こ。
笹の葉も剥いて半分こ。
友人を分け合っていただいた。もち米だからね、そこそこの腹持ち。
具?はフルーツなのかぁ。甘いけど餡子とは違うので、やはりベトナムの味?美味しかった。
(手がベトベトしたのには参った。食後、手を洗いに行った)
ほー。あれに乗るのか。
と思ったら、まさかのバス移動。タラップ搭乗。(まぁ、羽田空港の国内線でもちょいちょいあるけどね)
ベトジェット。
座席の写真は撮らなかったけど、雰囲気的にスカイマークと似てるかな。
そして、テイクオフも1時間くらい遅れた。
8:15に出発のところが飛び立ったのは9:15くらいだったかなぁ。
ハノイまで約2時間。
日本だと羽田から長崎くらいの距離。
友人とは座席が前後したので機内では会話することもなく、ただただ物珍しくキョロキョロとボーっとして過ごした。
11:20前後にノンバイ空港に到着。
リュックは機内に持ち込んだので降りてしまえば後はサクサク。(入国審査もないし)
ベトナムの中では北方だけど、やはり南国。
ハノイ市内へは「地球の歩き方」で調べておいた86番のツーリスト用の路線バスを利用。
オレンジのバス!(写真撮影しなかったけど)
中心部まで4万5,000ドン。「自分の切符は自分で買ってみたい」と早速からお札を出してみる。
これでよい?と聞くと「高額紙幣は嫌がられますよ」と桁の少ない札を出すように言われる。
0の数が多いし、全ての肖像がホーチミンさんだからね。ほんと、区別がつきづらい。
4万5千ドン。日本円にすると270円。
約40分も乗って30kmも移動するのにたったの270円って、安くね?
(タクシーだとこの10倍くらいかかる。ほんと金銭感覚が日本と違うわ~)
バスがくるまで20分近く待ったけど、乗ってしまえば早い。
バスだけに視点が高くなり、車窓がよく見えるのがウレシイ。
ハノイは初めてではあったけど、空港からの道は大して特徴的なものもなく退屈しかけたところでお目当てのものが。
タンロン・ハノイ建都1000年記念の陶器モザイク壁画。
これも「地球の歩き方」で読んだのだけど、2010年に国内外のアーティストによって制作された。
約7kmに渡って描かれているそうで、世界最大級。ギネスブックにも登録されているそうだ。
と、計画時に「モザイク壁画が見たいからバスで市内に入りたい」と提案したら、
友人曰く「そんなのあったっけ? もしかしたら、あれかなぁ」。
出張で何度かハノイを訪れたことはあったものの、意識していなかったらしい。
「おかげで価値を知りました~」と感謝?された。
途中、「おっ!」と振り返る。
不屈の橋、ロンビエン橋!
ベトナム戦争時、米軍の爆撃を何度も受け破壊されたけど、そのたびに驚異の復旧を遂げたというベトナム人の根性を象徴するような橋!なんだとか~。
歴史的な橋も見物できて楽しいバス移動だった。
次回に続く~
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