ももいろのきりん

昨日、下の子をお迎えにいったら
連絡表に今日したことが書いてあった。
それには「ももいろのきりん」
という童話を読んで、そのきりんを
みんなで紙で作ったという。

棚の上を見ると、いろいろな形の
ももいろのきりんが並んでいた。

私はこの童話が大好きだった。
でも、家にあったのではなく、図書館かどこかで
借りてきて読んだのだと思う。
でもあまりにも好きだったから、
返したあとも、内容をずっと覚えていた。
なんといっても「クレヨンの木」というのが出てきて
それで絵を描くと本物になってしまうというのが
いいではないか。どれほど、そのクレヨンの木が
ほしかった事か…。

大人になって、ふっとこの「ももいろのきりん」のことを
思い出して、実は買ってしまったのだ。
だから、今は家にあるのだけれど、
まだ、子供達には早いと思ってしまってあった。

これを機にちょっと出してきて、
子どもたちと読んでみようかな。
自分が好きだった本を子どもが同じように好きになって
読んでくれるのって、本当にうれしい。

これからも、子供と一緒に楽しめる本を
いろいろ思い出していこうかな。