ボランティア演奏日記 「あきらとマドンナ」

訪問先でのハーモニカ演奏の記録と、時折、趣味の旅の様子等掲載しています

大相撲土俵の俵の元 6/23(金)HJI様No.62 元気な高齢者 

2023年06月23日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 今日も皆様に歓迎されスタッフの皆様に助けて頂きながら
1時間の演奏を無事に終了しました

演奏曲は「牧場の朝・雨降りお月さん・黒百合の歌・バラが咲いた
くちなしの花・雨に咲く花・箱根八里・あざみの歌・からたち日記
東京の灯よいつまでも・娘よ・柳ケ瀬ブルース・
南国土佐を後にして・瀬戸の花嫁」以上でした。
皆様の歌声が大きくてビックリしました。

途中で南信州の旅のお話をする中で
もうすぐ「名古屋場所」が開始されることもあって
番付表をお見せしながら、相撲の土俵のお話をし、
最期に番付表は、施設(HJI様)に差し上げました



旅をした際に大相撲で使用される俵作り(80%)に携わっている
飯島町の合同会社「南信州米俵保存会」を訪れて見学した体験談をもとにして
お話しましたが、作り方の最初は・・・・
伊那産の稲わらを使い、土俵に仕上げる前の「こも」の状態で納品。
俵は年6回の本場所をはじめ
各地の巡業や相撲部屋の土俵にも使用されていると説明・・・

 本場所の土俵に使用される俵は、
直径4・5メートルの円形に並ぶ「勝負俵」
16俵や東西南北に設置する「徳俵」4俵、
円の外側にある「角俵」28俵など合わせて66俵。
稲わらを縦36センチ、幅120センチの長方形に編んだ「こも」に、
呼び出しが土や砂を詰めて俵に仕上げるのですが
土俵用の俵には伊那谷に伝わる古代米「白毛もち米」の稲わらを使用し
現在「こも」の状態で年間約8000枚の需要が見込まれるということです。
責任者の方のお話では、
「本場所中も随時補修が行われので待機しなければならないので
神経を遣い大変です」とおっしゃっていました

{土俵の作り方}
本場所で用いる土俵は呼び出しが毎場所手作業で数日がかりで作る。
国技館では毎場所作り直すのは表面部分のみであり、土台部分は地下に収納し再利用する
地方場所では土台部分を含めすべて一から作り、
場所が終わればすべて取り壊す

土台作り - トラックで運び込まれた土を盛り上げ、専用の道具でたたき固める。
円描き - 五寸釘と縄をコンパスのように用い、円を描く。
俵入れ - 円に沿って土を削り、俵を埋める。角俵等も同様土を削り埋めていく。
仕切り線を引く - 再度、土俵の表面を平らにならし、エナメルを塗って書き上げる。
完成すると、本場所の初日前日に土俵祭が行われる

以上ですが思った以上に大変な作業のようです。

本日のコーヒータイムも皆様の饒舌ぶりに驚きましたが
95歳のおばぁちゃんの元気さに圧倒されました
今日も盛り上がって楽しい訪問となりました





コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 長崎は今日も雨だった 6/21... | トップ | 南信州の旅-1(中川村)アン... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (閑斉)
2023-06-24 19:09:13
土俵の作り方の伝授、ありがとうございました。
と言っても私は作りませんが・・。
これからは、こういう材料の確保が大変になるんでしょうね。
返信する
閑斉 様 (あきらとマドンナ)
2023-06-28 10:07:19
 藁は貴重品になりつつありますが
保存会は自家用の田んぼを持っているようです。
返信する

コメントを投稿

音楽ボランティア ハーモニカ演奏」カテゴリの最新記事