あの鐘。aの鐘。ひらがなの最初の音、アルファベットの最初のaが日本語のアです。
ひらがなの「あ」は、阿から象られました。
神話では、最初イザナギ、イザナミ様は、淡路島を生まれます。次に四国。四国の徳島は、「阿」波国です。世界では、アフリカを阿弗利加と書きますね。
阿吽の呼吸とありますが、最初の音「あ」と最後の音「うん」、口を開けるのと、口を閉める狛犬がいますね。
ところで、その阿の意味は、山や川の入り組んだところ、らしいんですね。
はじまりの音「あ、阿」には、わかりにくいというイメージがあります。
キリスト教のアーメンは漢字にすると阿運みたいですね。
阿(わかりにくい)からはじまり、吽(おわり)に向かいながら人生を運んでいるのかな。
この運行のサイクルを人は何度も輪廻します。空海さんがおっしゃった、
生れ生れ生れ生れて生の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終りに冥(くら)し
というのは、同じ輪の中を何世も何世も開眼せずにぐるぐる輪廻することかなぁと思います。
輪廻を離れる事が出来ないから、生まれるのでしょうが、同じ所をぐるぐるせず、人が自分は霊であり、霊主体従に気づくのが次のステップへの扉を開けることに繋がると思います。
目をくらまされて始まりますが、最後まで神様と二人三脚、同行二人だと信じ、心の眼が開いたら、鐘がなるのかも。
そんなふうに考えると
和田アキ子さんの
「あ」の鐘を鳴らすのはあなた
って凄い歌かもって、また想像を膨らませます。
阿は、最初の一。まるで岩戸隠れの状態です。そして、マイナス一をプラス十にかえると鐘が鳴ります。
鐘を成らしたら、十の次は多分その次の十一に行けますよ。行けなかったら、一からまた始まり輪廻が終わることがないみたいにも感じます。
あの鐘の、「あ」は最初の文字で、地を這うところからはじまり、わからずぐるぐるする、サナギの人生からの脱却し、岩戸を「あ」け、蝶のように羽ばたくイメージさえしています。

十一は、十一面観音とかの十一です!!
最後は笑う観音様。明るくいましょう!
和田アキ子さんの11枚目のシングルが、
この歌なんです!
この歌の作詞が阿久悠さん。
出来過ぎではないですか♪
因みに、和田アキ子さんの笑って許して♪も良い歌ですね。
阿の鐘は、目に見える鐘ではなく、干支でいうと、十番目のトリ、酉、鶏。天照大神の岩戸開き、苦(九)難を開(八)いた後の、自然の音、天籟(てんらい、ten、十籟)かもって考えます。
岩戸を開いて、神の国にしましょう、日本は日の出の国ですから。阿の鐘を成らすのは、神様の分け御魂いただいているアナタ!アナタなんですよ!
って、アナタ、アナタ、アナタ、アナタ、を連発した氷川きよしさんが紅白で歌った、美空ひばりさんの名曲を思い出します。
正直、無期限休養は残念です。氷川きよしさん、kinaさんの声と歌唱力は天性のものだと思います。辛かったのを我慢されていたのかな、自分を出せて良かったなと思っていましたが、ゆっくり休んで歌いたくなったら、また歌を聴かせて欲しいです。
日本は良い歌が多いですね。。。
あの鐘を鳴らす人で溢れ、和気藹々とした世界をひとりひとり作ることが出来ると嬉しくなりますね!
昭和には名曲が多いですね。