愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

麻生内閣=軍国マッチョ破れかぶれ内閣

2008年09月26日 01時56分22秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
 いつの時代でもいえることですが、新政権が発足したときにどのような人事を構成するか、ということは政権がどのようにして日本を作っていくかということを基準にするものです。だから、政治の根本が行き詰まると必然的に内閣の人事が行き詰まらざるを得ません。そう、新しく発足した麻生内閣こそが行き詰まりと破綻のきわみに達した自公政権を現しています。
 例えば、平和の問題一つとっても、閣僚の中には首相の麻生太郎氏はもとより、財務相には中川昭一氏、外相には中曽根弘文氏といった典型的な侵略戦争美化の靖国派の面々が顔を連ねています。そのほかにも、閣僚のほとんどが小泉内閣や安部内閣で私たち国民の間に貧困と格差を拡大する政治を推進してきた人たちです。
 そういえば、農林水産大臣には、石破前防衛省大臣が就任していますね。農林水産省は、食の安全などでいま重大な責任が問われていますし、現職の閣僚の自殺者まで出したいわば「呪われた」ポストです。きっと誰もなりたがらなかったのでしょう。だからこそ自衛隊のイラク派兵が裁判によって事実上の違憲判決が出ても「憲法に違反するからイラク派兵をやめるのは無責任だ」と憲法を無視してはばからない筋金入りの軍国マッチョがこの「呪われた」ポストについたのでしょう。なぜなら、石破氏のような人こそ反動勢力の立場から見れば自覚的で戦闘的な部類の人だからです。
 閣僚の面々を見れば見るほどに発足した麻生内閣が軍国マッチョで固めた破れかぶれ内閣かということがよく分かります。
 麻生内閣には、国民に打ち出すべき政治の中身がまるでないのです。