愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

国会議員にもオカルト集団がはびこる!?

2009年02月18日 22時38分28秒 | 自然科学
大槻義彦のページ ―大槻義彦公式ブログ― powered by ココログ 【国会議員のオカルト集団】

 物理学者大槻教授の公式ブログの存在は集英社新書から出ている「大槻義彦の最終抗議」という本を通じてです。以来、大槻教授のブログを時々読ませていただいています。スピリチュアルだとかいろいろと現実から目をそらさせる役割を果たす非科学的な神秘主義が蔓延している状況は書店で平積みになっている本の状況からも見て取れます。自分自身は自然科学に通じていないので、大槻教授のような方の知恵が必要なのです。大槻教授の「大槻義彦の最終抗議」(集英社新書)を読んだのは、スピリチュアルやオカルトの類とどう闘争するか、そういうことを日本共産党という政党の活動に参加する人間の立場で考え、自然科学者の知見を必要としていたことにあります。

 学問を政治がゆがめてはいけないけれども、政治は学問の成果による導きを受けなければいけません。

 少々前置きが過ぎましたが歴代自民党政治(現自公政権)のゆきづまり、政権担当能力喪失はとうとうここまで来たか、ということを大槻教授のブログを見て私は感じました。詳しくは冒頭でリンクした大槻教授の記事を読んでいただくとして、「人間サイエンスの会」という胡散臭い議員の集まりがあるのです。大槻教授のブログで始めて知りましたが正直唖然としました。Σ(゜△゜;)えぇぇ!!「人間サイエンスの会」の目的は人間の潜在能力を調査、研究する、つまり超能力を研究するということです。そして、自称超能力者の胡散臭いのが講師として招かれたわけです。

案の定、この会合にはなんと、あのいかがわしい自称超能力者、秋山眞人などが講師として招かれ『透視実験』を披露したというのだ。(週刊文春 平成20年4月3日号)この会は、オウム真理教事件の前に発足しているから麻原教祖が講演しなかったのだろうか。(大槻教授の公式ブログより引用)


しかもあろうことかこの議員連盟、ただの議員たちではないのだから、あきれるやら驚くやら。れっきとした政府の中枢にある議員、つまり多くの大臣経験者、あるいは現大臣なのだ。政府の要人なのだ。(大槻教授の公式ブログより引用)

 国会議員でしかも、大臣経験者や現大臣がオカルトに日本の行く末をゆだねようとは一体何事なのでしょうか。こういう、俗物政治業者は科学をなんだと心得ているのでしょうか。オカルトで政治問題が解決するなら、経済学、政治学、法律学といった社会諸科学は必要ありません。大槻教授はこの記事を以下のように締めくくっています。


これら大物議員たちよ、政府の最高権力者たちよ、この国の現代科学文明をどうするつもりなのか。
この科学文明の『閉塞感』はオカルトで解決するのではない。真っ当な議会と政府の高い識見でのみ解決できるのだ。
それが絶望的であることはこの議員連盟をみれば明らかである。
この社会に閉塞感があるとすれば、それはこのような大物政治家にこの国が支配されているからなのだ。(大槻教授の公式ブログより引用)


 アメリカ発の金融危機に端を発する経済不況が、日本において深刻化しているのは、歴代政権の失政の積み重ねです。派遣切り一つとっても1999年以降、製造業にまで首切り自由の日雇い派遣を自由化したことに問題が起因しています。目には目を、歯には歯を。国民生活に背を向ける政治によってもたらされた、政治災害は国民本位の方向へ政治の方向性、中身を変えることによってのみ解決します。オカルトが、政治災害を解決するのではありません。オカルトが跳梁跋扈すれば人々が政治や社会の仕組みに目を向けて政治革新を志向することが妨げられます。それだけ社会進歩が阻害されます。悪くすると、オカルトはファシズムの温床にさえなります。新自由主義と並んでスピリチュアルなどのオカルトとの闘争が民主主義を保持するために重要な局面を迎えています。

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