愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

2015年9月18日 戦争法案反対@希望のエリア―戦争法廃止を展望して

2015年09月19日 23時06分44秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等

 国会正門前の希望のエリアでは、毎週金曜日に原発再稼動反対・脱原発行動が行われている。現在では、もちろん原発再稼動に反対すること、脱原発を外さないわけだが、同時に戦争に反対する声をもあげている。それは、SEALDsに対する連帯の意思の現れである。原発の問題は、第一義的にはエネルギー政策の問題である。同時に原発には、核武装推進論者の野望の隠れ蓑になているという問題がある。そのために、原発再稼働反対・脱原発行動をしている人の中には、平和を希求する運動にも参加している人が少なからずいる。

 昨日、2015年9月18日は、今となっては戦争法となった戦争法案をめぐって緊迫した状況だった。国会議員と市民が戦争国家づくりの野望を阻止するために連携し励まし合っていた。

 戦争法の参議院安保特別委員会における「採決」の状況は、聴取できずと速記録にも採決の状況が記されていなかった。また、総括質疑すら行われずに委員会決議が強行された。これは、議会運営のルールをふみじるものである。日付が変わって9月19日未明に参議院本会議で戦争法が強行採決された。

 安倍自公政権が戦争法制定を強行したあとには、戦争法廃止運動がすぐに始まって大きくなっている。時期が決まっている国政選挙として2016年の参議院選挙がある。戦争法廃止と集団的自衛権行使容認閣議決定撤回を勝ち取るための政府樹立がすでに議論の対象となっている。戦争法が制定されても、これを使わせずに廃止へ追い込んでいく闘いに私たちは直面している。

 これからの闘いで安倍自公政権を打倒して戦争法を廃止して集団的自衛権行使容認閣議決定を撤回する政府を樹立するために力を合わせていこう。