愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

石原慎太郎東京都知事の暴言またかよ

2008年11月08日 15時06分38秒 | 都民のための都政をつくろう
石原都知事、オバマ次期大統領に警戒感=五輪招致、ライバルのシカゴに有利?(時事通信) - goo ニュース

 石原慎太郎東京都知事がまた暴言を吐いたよ。本人には、自分が暴言を吐いているという自覚がまるでないようだけど。いくらなんでもこの言い方は、いったい石原慎太郎は何様のつもりでいるのか。アメリカでオバマ候補が大統領選挙で当選したことに関してこんなことを言っていたよ。

「世界一の大国の大統領に黒人がなったので、アフリカなんぞの黒人国家が親近感を持って、そういう票が雪崩を打って動いたりするとちょっと厄介ですな」

 アメリカが世界一の大国であることと対置してアフリカを、~なんぞと言って侮蔑的なニュアンスの発言をするのは明らかに、上から目線の人種(地域集団)や民族への差別意識が石原慎太郎東京都知事の頭にいっぱいになっている現われだ。

 私は、オバマ候補の政治姿勢に関しては懸念をしているが、彼が大領領になったということは、アメリカの人民が長年にわたって人種差別と戦い克服していったことを示すものだ。そういう、世界史的な社会発展の到達点を見れば、石原慎太郎東京都知事の発言や考え方が通用しないことは、明白だ。

 石原慎太郎東京都知事は夏季オリンピック招致に極めて熱心だが、東京都立墨東病院での事件があったように都民の命と健康を守るためにやるべきことはたくさんある。オリンピック招致の優先度はそれほどない。

 
また、石原慎太郎東京都知事の排外主義の傾向は、率直に言って東京都民の恥であり日本国民の恥である。だいたい、これだけでも東京でオリンピックをやっても世界に東京都と日本の恥をさらすだけだ。

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3 コメント

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同感 (peace43)
2008-11-08 22:18:23
石原はのぼせ上がっているのだ。その姿勢は昔の太陽の季節を書いたころから変わっていない。太陽の季節なんてなにが面白いのだ。湘南族がいい気な気取りをしているだけ。石原が国会議員を辞めたのも総理大臣になれる見込みがなくなったからというだけだろう。こんな粗末な奴に都知事をやらせた都民はもっと責任を持って自分たちを変え、都を変えていかなくてはならない。オバマのような元気は石原にはない。石原にあるのは権力を使って金を自分の権力誇示に使うだけである。政治はパワーであると言うのが石原の言い方である。石原のパワーは威張る権力である。トップとはいえ、君子には到底なれない、ならない、あるのはのぼせあがりである。
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私もです。 (ARABO)
2008-11-09 00:22:22
品性下劣な「太陽の季節」やナルシシズムに満ちた「弟」の作者に相応しい言動ではありますが、こんな男に一票を投じる有権者の見識はもっとも疑問です。彼が「厄介」だと感じる社会の方が健全だと私は思う。
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マスコミも煽るからなぁ (Aleido Che Guevara)
2008-11-09 00:45:31
石原慎太郎みたいな品性下劣なのが東京都知事になるのは―このことは大阪の橋下知事にもいえることである―国民経済の状態が悪く閉塞感が強い情勢下で強い指導者を求める世論が強まります。そして、マスコミが幻想を振りまき有権者を欺瞞して石原慎太郎や橋下徹のようなのが知事になっていく、という背景があります。

選挙をやっての実感だと、革新陣営の出す側は無名の新人であり、選挙の公示が始まると公衆の面前で拡声器を使用しての候補者の名前を宣伝することができないことなどが折り重なって、有権者に誰を擁立しているのか知ってもらう前に選挙が終わってしまうという感じがします。もちろん、革新陣営の側の力量の足りなさが主体的な情勢としてあります。
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