2012年9月25日(火)の18時より首都圏反原発連合主催による、原発ゼロをめざして原発推進派の総本山たる日本経団連へ抗議行動がありました。それで、私はこのことをFacebookで知って仕事が終わった後に行動に参加しました。
大手町駅のC2b口から出ると日本経団連の本部ビルである経団連会館のすぐ近くに出るわけです。それにしてもね、実は、私は経団連に対して抗議行動をするために大手町へ行ったわけですが、大手町駅を降りてC2b口から出たら経団連会館の中へ階段が続いていたわけです。それで、経団連会館の中から外へ出て抗議行動の中へ合流したわけです。日本経団連にたいして抗議行動しに大手町まで私は行ったのに経団連会館からのこのこ出てきて抗議行動参加なんてなんだかなあ。出口がそこへつながっていたから仕方ないのですがね。
経団連会館のビルは、ずいぶんと立派にそびえ立っていますねえ。あれを建造するための富の源泉は、やはり労働者階級をはじめとして勤労者各層から搾取した剰余価値なんだろうねえ。勤労者各層から剰余価値を搾り取る大資本の様相は、まるで吸血鬼のようかもしれません。こうして考えてみると、経団連会館が悪魔城のように見えてしまうのは気のせいでしょうか?
財界・大資本の横暴を正すためには、ヴァンパイアハンターが必要です(人民自らがヴァンパイアハンターになることが大切です)。
もうね、バレてますよ。原発がクリーンだとか安価だとか安全だという政府と財界の言ってきたことについてずっと嘘だったということが白日のもとにさらされていますよ。
札束で以て日本経団連は人々の命を粗末にしながら利潤極大化のために様々な策動を行って来ました。原発マネーなんていうおぞましい言葉すら3.11以降に聞くようになりました。カネで政治と社会が歪められ続けたらどういうことになるのかという、一つの現われが福島第1原発事故であり、政府のお粗末な対応、原発への固執する姿勢だといえます。
緊急企画にも関わらず沢山の人々が原発固執の諸悪の根源たる日本経団連へ抗議行動へ参加した人々が最終的には主催者発表で1300人に達しました。
2011年3月11日の福島第1原発事故をきっかけとして多くの人々が日本から原発をなくそうと考えるに至っています。国民の運動と世論及び事故が起きた時のリスクなどをふまえれば原発はゼロにするしかありません。
原発推進派の総本山たる日本経団連の会長は米倉氏ですね。抗議行動中には「原発いらない」、「経団連いらない!」、「米倉いらない」などのコールがあがりつづけました。
日本共産党綱領は、日本の人民を苦しめる根源には財界・大資本の横暴と日米安保体制による対米従属という2つの異常があると告発しています。日本経団連のビル前で原発ゼロをめざして財界に対する抗議行動が起きて人々が集まるのは、財界の横暴に切り込んでいかなければならないという事態を反映しています。
財界を中心とする原発推進・固執勢力は、今まで散々原発がなければ電力が足りない云々と人民を欺瞞し続けてきましたが、5月5日以降暫くの間日本において原発が1つも稼働していない状況が生まれ、それでも電力が不足するという事態は生じていなかったし今年の夏も猛暑などと言われながらも大飯原発以外の原発が稼働していない状況で私たちは夏を乗り越えていきました。大飯原発が再稼働してフル稼働したら火力発電所を8基止めるという報道さえ流れてきました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-07-08/2012070815_01_1.html
原発推進派は、原発再稼働という既成事実を作ってしまえば人民が諦めて原発再稼働反対の声、脱原発の運動が下火になって収束するとでも思っていたかもしれませんね。もしそうだとしたら、これはまったくの的外れです。
2011年3月11日の東日本大震災と同時に発生した福島第1原発事故は、未だに収束の目処が立たず、すでに大量に放出された放射性物質による恒久的な環境汚染が生じています。現実を直視すれば、原発に固執する道理のないことは明白です。
原子力発電は未完成で危険に過ぎます。例え事故が起きなくても原子力を使うことにより生じる核廃棄物を処分する技術は現在の人類にはありません。また、ひとたび原発んが過酷事故を起こせば時間的にも空間的にも限定できない被害が生じます。この問題については、福島第1原発から遠く離れた関東地方各地域からホットスポットが出続けている、放射性物質を取り込んだ藻から高い線量の放射線を検出する事態が生まれるなどという現実が物語っています。
電力を生み出すやり方は原子力以外に火力、天然ガス、水力、風力、太陽光、地熱など 様々あります。原子力発電所がなければ電力が足りないという電力会社と政府の言い分のデタラメさは、現実によって明らかになって来ましたが、例え原発がなくなることにより電力が足りないというのが本当であったとしても当面を火力発電を使ったり様々な再生可能エネルギーの研究を進めながら原発からの撤退をするべきです。大量のしかも現在の科学技術で無害化不能な放射性物質を排出するようなやり方の発電方法を推進したり、これに固執するのはあまりに破滅的です。
原発がなくても電力が足りている以上は、原発即時ゼロにむけて政府は政治的決断をくだすべき時です。
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