前回は、デッサンについて語りました。
今回は、色彩について、語ります。色というと、固有色を考える方が多くいますが、色は、他の色があることで、相対関係が生まれたり、補色の関係が出来たり、滅法混合、正混合の関係など、色そのものを色彩として扱うことによって、色をより生かすことができます。
簡単に言えば、色彩でデッサンを行うことです。暖色は、前に出るように見え、寒色は後退して見えます。
この原理を利用して、描くことです。ものの色にこだわることなく、描けることです。
この色彩の目覚めは、印象派から、後期印象派の作品によって、うかがうことが出来ます。印象派の作品では、色がまだ、本質をとらえておらず、物の存在との中間に位置していますが、後期印象派では、色の本質を利用しています。
セザンヌの作品がいい例です。
言葉にすると、わかりにくいですが、セザンヌの作品を見ていただければ一望できると思います。
西洋絵画の歴史では、デッサンに開かれ、そして、色彩に開かれていったのです。
今では、必須として理解することが、望まれるのは当然のことです。
あらゆる可能性や、その素材の本質を理解し、そろえることが、作家には必要です。
誰でも絵は描けますが、質の高い作品を作るには、それなりの知識や技術も必要です。
今回はこれぐらいにします。
今回は、色彩について、語ります。色というと、固有色を考える方が多くいますが、色は、他の色があることで、相対関係が生まれたり、補色の関係が出来たり、滅法混合、正混合の関係など、色そのものを色彩として扱うことによって、色をより生かすことができます。
簡単に言えば、色彩でデッサンを行うことです。暖色は、前に出るように見え、寒色は後退して見えます。
この原理を利用して、描くことです。ものの色にこだわることなく、描けることです。
この色彩の目覚めは、印象派から、後期印象派の作品によって、うかがうことが出来ます。印象派の作品では、色がまだ、本質をとらえておらず、物の存在との中間に位置していますが、後期印象派では、色の本質を利用しています。
セザンヌの作品がいい例です。
言葉にすると、わかりにくいですが、セザンヌの作品を見ていただければ一望できると思います。
西洋絵画の歴史では、デッサンに開かれ、そして、色彩に開かれていったのです。
今では、必須として理解することが、望まれるのは当然のことです。
あらゆる可能性や、その素材の本質を理解し、そろえることが、作家には必要です。
誰でも絵は描けますが、質の高い作品を作るには、それなりの知識や技術も必要です。
今回はこれぐらいにします。
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