Angel Smile シナリオ01
西暦2060年 人類は滅亡寸前であった
人類存続のため 選ばれた若い男女、技術者、科学者、哲学者たちが移住、種子や動物たちの細胞核も運ばれた。
地球温暖化に端を発し、気候は変動 生命の危機が訪れた。 食糧危機がやってきたのである。 テロも勃発。
国は内部から崩壊していったのである。 各自治で住民どうしの争いが始まった。
2011年に起きた福島第一原発事故からの復旧は困難を極め、今どういう状況になっているかは不明
あらゆる種は、環境の変化と争いで滅びてゆくのであった。 我らの地球は、豊かさへのリセットがなされたようでもあった。
とにかく、青い地球は失われた。
シナリオ02 場面転換 過去に戻る(年はシナリオ完成後に設定)
主人公02
私は、映画制作現場でカメラマンをしていたが、映画を作るニーズはなくなり、監督も、俳優たちも、どこかに消えていった。
もはや、カメラは映画を撮るものではなく、この現実を撮るしかなかった。
私は以前大学で研究していたサイバネテイクスを頼りに環境研究所を立ち上げた。
まずは、スーパーコンピューターを自由に使える環境が必要であった。
今現在、社会は成立していない。 社会を維持しようとする者たちだけで世界は成り立っている。
(宇宙ステーションへ続々と移住が進んでいる)
もはや世界は狭い、 かつて地球上に繁栄していた人類70億は、数万人でしかない。
情報は共有できていた。
そして電子メールがきた。
宇宙ステーションのスーパーコンピューター、そして地球にある日本 筑波のSCが使用できると書いてあった。