古民家店舗

「古民家」と言っても、田舎の古いお屋敷ではない。街中の昭和時代の建物を、手作り感覚で作り上げた店舗が流行っている。飲食店が落ち着くというのだから、今の世代の若者の感覚は、興味深い。実に、共感できる。

京都駅や金沢駅や、最近出来上がった福井駅や駅前のガラスと鉄骨のビルに、嫌悪感を覚える私の感覚も、あながち間違いではない。エクシブのホテルのCMなど、反吐が出る。

リストラクチャ

「リストラ」といえば、社員の首切りを意味するようになってしまったが、本来は「組織の再構築」を意味する。一番目につくのは、銀行の支店の閉鎖など。豆狸の隣の福井銀行の支店も閉鎖する。確か、飯塚支店も。

ワッセの中にある郵便局は、むしろ閉鎖した方がいい。ATMがない。ATMがあれば、それ以上、「用事がない人生」になってしまったので、小野光太郎や日華化学の後始末に、福井銀行の行員や預金者、あるいは取引顧客が大いに犠牲を払っているというわけだ。

スーパーで１００円のおかずを盗めば、窃盗という犯罪だが、１８０億円の無担保融資の金を食ってしまっても、刑務所に入る必要はないのだから、この世のお金は、イリュージョンだっていうのさ。

さあ、人のことはどうでもいいが、大勢が「リストラ」される時代だ。自分の人生だって「リストラ」しなきゃ、筋が通らないだろう。

毎日こころ旅

送信from Y.Yoshizmi　By Yahoo：[23c/31c/30％　80P70K] 晴れ時々曇り

雨上がりの今朝は気温も気持ちよく、青空が広がっている。日中は、かなり暑くなりそうだが、夏だから。

こんな陽ざしになると、我が部屋の窓から見渡せる景色は、「こころ旅」風景のひとつになる。自転車で出歩く必要がない分お手軽だが、実に有難い。欲を言えば、もう少し川沿いに東に下って、目の前に日野川を望み、晴れた日に奥越の山々や白山まで望めると、値千両というわけだ。

空気の澄んだ冬場の11月頃から早春にかけて、新しく出来た赤いフェニックス橋の上から晴れた日に見渡せる風景は、絶景に値する。

昨日、長崎の友人にメイルしたが、北国の人間は、厳しい冬場の雪に悩まされない南国を羨むけれど、それでもハワイで1週間過ごすだけで、妙に大気がピリッと引き締まった寒い空気が恋しくなる。エアコンやクーラーの涼しさではなく、外に出て、体中で感じる大気がひんやりする寒さのことだ。

人は育った環境に深い影響をうけるんだね、なにせ５感で感じ、育つのだろうから、理屈通りにゃ育たない。