昔は「平和」が缶に入っていた。今はミサイルでやってくる。
朝一番にワイフとミツワに出かけ、玉ねぎの苗を買って、帰宅するとすぐに畑に植えた。低所得高齢者が諸物価高騰に飢え死にしないようにするには、玉ねぎ・大根・人参など猿や小動物が食い荒らさないような野菜を植えて、少しでもしのぐしかない。
ダッシュ村で新宿のビルの屋上の畑で、アスパラがわずか1年余りで、実に太くにょきにょきと沢山育っているのに驚いた。福島のダッシュ村時代では3年かかったのが、わずか1年余りで、3年より太い!
アスパラは大好きだが、高級野菜だから年に一度も、滅多に食べることはない。まあ、食べなくても死にはしないのだが。マグロのトロや松坂牛などの高級食材は円安だし、ドンドン、中国に売れて、彼らが食べる。別にいいのだ。金持ちが食べればいい。私はあまり腹が立たない。越前のズワイガニだって、別に気にしない。
目下のお気に入りは、一口サイズの小さな角餅を半分に薄切りして、ごま油を少し垂らして、フライパンでハムと一緒に焼く。すぐに柔らかくなり、片面が少しカリカリになったら、味塩をわずかに振りかけて食べる。これが、実に「旨い」から、余り人には教えない。
所で、話は変わるが「樋口久子、三菱電機レディースゴルフ」で、金田久美子、33歳が11年ぶりの涙の優勝を果たして、大勢の観客やテレビの前のゴルフファンの感動を呼び、いいドラマを演じた。私が注目する川崎春花が大会を盛り上げ、結果的に単独2位で終わったのだが、実に偉かった。彼女が優勝しなくて良かったのだ。
そんな試合もある。何せ、25年の歴史を誇る仰々しい三菱電機の大会だが、賞金総額8千万円という、レギュラーの試合ではちっぽけな大会。前年最終ホールでトップに追いついた渋野ひな子がプレイオフをイーグルで優勝したドラマがあったので、今年は前年度優勝者ということで、参加して、何せ超有名人なので、彼女が出場するだけで、観戦者がぐっと増えて、マスコミもそれなりに注目していた。
川﨑春花は9月以降、賞金総額2億円の大会に二度優勝し、3600万円の優勝賞金二度と副賞で高級ベンツを2台貰ったばかり。優勝賞金1440万円と副賞は三菱家電製品100万円分などという、名声だけの没落老舗電気会社の主催する試合に勝たなくても、不自由はしない。むしろ、名だたるレギュラー女子プロの面々が全員参加していながら、その影が薄い中で、2位はダントツの成績だったと褒めたいねえ。
京都の19歳、はんなりねーちゃんの底力は恐るべしだと思うよ。