のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

踊りだすのが少し怖い

2011-01-30 | KA
 ランチにお誘いを頂きました。しかし、私が十二時頃家を出たかったので、早目のランチ、私にとっては朝食でした。行った先は、中華料理屋。友人の家が裏にあるので良く通るところですが、その辺りのショッピングエリアは、どのお店も入ったことがありませんでした。「お店はあまりきれいじゃない。」と言われていた通り、何の飾りっ気も無いお店ですが、これまた「味は良い。」と言われていた通り、とても美味しかったです。お勧めのインゲンの炒め物、焼き餃子、チジミの様なもの、ご飯を頂いていると、一番のお勧めのラーメンが出てきました。辛いスープですが、あとを引かない辛さでした。少しずつ残ったものは、すべて私の所へ回して下さったので、もうお腹いっぱいでした。
 その後、預かって頂いていた金魚くんを取りに行きました。友人のお蔭で、安心して出掛けていられました。迎えに行くと、車に乗って金魚くんが跳び出ないように、友人はラップを掛けて用意をして下さっていました。しばらく話していると、私を迎えに出て来てくれていた友人の犬が逃げ出して、探すことに。それを知った隣の方は、走って探しに行ってくれていました。
 戻るとすぐにドライテックへ向かいました。長期休暇明けにある、アーティスト無しの通し練習です。今日は早目に行って、たっぷりと身体を動かしました。少しお腹がいっぱい過ぎるのが気になることであり、反省点です。フルートを持って踊りだすのは、少し怖い気がしました。ラスベガスに戻る直前に日本で治して頂いた身体が、また元に戻ってしまいそうな気がしたからです。注意深く動かしながら、丸六年同じことをして歪んでしまった身体を、今後どのように扱って、歪まないようにしていったらいいのか、考えていました。それは、舞台に上がってからも同じで、踊り終えた時に、バックステージテクニシャンの方々が拍手を送って下さって、ようやくみなさんが休みの間も働いて下さっていたことを思い出すことが出来ました。トレーニングルームに戻り、今日考えられることをとりあえずしてみました。今後、ショーが終わってから身体の調整にもっと時間を掛けると、帰る時間がさらに遅くなりますが、身体は大事ですし、私はこのためにここへ来ているのですから、余裕が少し出来てから、いろいろと他のことに使えるようになった時間が、それによって短くなっても、やはりそこに時間を割くべきだと考えました。ショーの後ばかりでなく、仕事場に早く来て出来ることもあるかもしれません。しばらくは試行錯誤を重ねることになると思いますが、それは楽しいことだと思います。
 休み明けから使い始めようと思っていたフルート、もう表面加工が剥がれてきました。また、新しいフルートを育てなくてはなりません。プロップスを訪ねると、工程を変えてみたので、今度は長持ちするであろうとのこと。本当にそうあって欲しいです。
 夜もお誘いがありました。夜景のきれいなレストラン。思いがけないことでした。車のライトが滑るように動いているのを楽しく眺めながら、おいしい料理を頂きました。このレストランに前回来てから、もう六年位経つことでしょう。その日のことも懐かしく思い出しました。
 気が付くと、日本から電話が入っていました。日本滞在、やりたいことはまだまだありました。それをやり残してきたとしても、やらなければならないことはきれいに片付けてきたつもりでしたが、まだまだお世話になることがありました。助かります。
 今日のラスベガスは、雨が降りそうな雲がありましたが、やはり乾燥しているようで、鼻水が出るのは、鼻を潤すためでしょうし、手はカサカサです。乾燥注意報が出ていた日本で、しっとりとしていた肌をこの地の気候に慣らすまで、少し気を付けなくてはいけません。
 コンピュータを立ち上げる時にガクガク音がして、二回立ち上げに失敗しました。壊れる前に、バックアップです。