のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

レッドロック新たな場所

2011-01-10 | ラスベガス
 振り返ると、昨日は十八時間、食事をする以外休むことなく、用事を済ませるために行動していました。お蔭で目処が立ち、今日はレッドロックへ行くことが出来ました。トレイルを歩き、行ったことのない方向へ歩いて行くと、緑が多い感じがしました。小川も流れ、二、三週間前に雨の日が続いたことを思い出しました。途中、背の高い花が枯れているところがあり、私の背よりも高いものもあり、春になってここに来たら、お花畑の中に入れるのかしらと思いました。谷間を上がって行き、頃合良きところでひと休みして、戻ることにしました。少し登ると見晴らしが良い気がしたので、そこだけ覗いてから谷に戻ろうとすると、そこから広がる原っぱの様なところを通って帰れそうなので、その道を通りました。歩きやすく、岩場を歩かずに済みました。行きは楽しい岩場ですが、この道は帰りに丁度良かったと思います。約二時間のトレッキングはとても楽しかったです。
 帰りに“マフィアのイタリアン”に寄りました。前菜の盛り合わせは、お気に入りです。

考えるより行動

2011-01-09 | 日記
 いろいろとしたいことがあった為、昨晩遅かったのに、目覚めるとまだ九時前。でも長期休暇前の休日はこの休日しかないので、いろいろと用事があります。そのまま起きることにしました。
 考えるより行動。行き詰ったら、それはあとに回して、他に出来ることから行動。とにかく出来ることを片付けていきました。買い物に出て、忘れものに気付いたら「明日でもいいかしら。」と思う自分に「今やりなさい。」と。お蔭で、明日は違うことが出来ます。長期休暇前のこの一週間、落ち着いてショーに臨めるように、準備をしたいと思います。

また剥がれてきました

2011-01-08 | KA
 お願いしていたフルートの両端の交換は、出来上がっていました。昨晩発見したシャフトの空気のことを実物をご覧頂きながら伝えると、とりあえず剥がれてくるまでは使うように言われました。それらのフルートをしばらく回してから、いつものスケジュールに戻り、ショーの準備をすることにしました。
 バトントワリングの全国大会が行われている今日、みなさんのことを考えていました。なんとなく嬉しいことがちょこちょことあり、なんとなくみなさんの喜びが伝わってくる感じで、良い気を頂きながら舞台に立てました。昨日よりも、いろいろと状態は良く、「昨日あの状態で出来たのだから、今日は出来るでしょ。」と自分に言い聞かせることもしました。
 フルートと距離が近付いて来ましたが、また来週の為に、ショーの後にフルートを回しました。新しく頂いたフルートも回しました。実は今、四本持っています。両端の交換を頼むのに際し、予備に一本持っていたのがあります。それもとりあえず回しました。今回の様にならないようにと。
 少し安心して終えたのですが、もう表面加工が剥がれてきていることに気付きました。来週は手袋をデビューさせようと思っていたのですが、フルートが安心して使えないうちは、こちらが優先になります。

ようやく馴染んできたのに

2011-01-07 | KA
 アパートのオフィスに預かって頂いていた荷物を取りに行き、家賃のことを尋ねました。先週ここに引っ越してきた仲間の家賃は、同じ大きさの部屋なのに、安いことを知ったからです。オフィスの人は、「そんな安い値段を出したことはない。」と言っていました。一応上の方に訊いて下さるそうですが、どうなることでしょう。
 十一月に頼んだコンタクトレンズが、まだ来ません。眼科に電話をすると、サンプルを渡すので取りに来るように言われ、出勤途中に立ち寄りました。私に合う度数が無いそうで、一つは一段階、もう一つは二段階、弱いレンズを渡されました。
 フルートの両端の交換をお願いしに行きました。明日には出来るということ。これがすぐに馴染むと良いです。
 恐る恐る使っているフルート、少しでも手にしている時間が長ければ、早く馴染むかと、ピラーティスしながら持っていました。どうしたら、エクササイズしながら回せるだろうか、などと試しながらいたところに、先生がいらして、笑われました。
 今日は余裕がある感じで支度をしていたのですが、長期休暇に日本へ行くシェリー、親戚を訪ねに横浜に行くとのことで、横浜の見所を尋ねられました。私は港の辺りから出発して港の見える丘公園、外人墓地、元町、中華街、と話していると、わざわざ日本に行って中華街なんて行きたくない。中華街は中国で行けばいい、などと言われ、でも中国に“中華街”は無いでしょうし、とても素敵な門がたくさんあるし、などと伝えました。それから、私はいつも桜木町から汽車道を通り、赤レンガ倉庫パークに行って、大桟橋に行き、それから港に出て……と話していました。伝統的な日本が見たいという彼女ですが、横浜はそういうところなのです。それから三渓園があることを思い出しました。ここなら気に入ってもらえますでしょうか。私は、伝統的な所にだけ興味を示す彼女に、横浜の魅力を伝えるのに一生懸命になり過ぎて、今日は時間に余裕があったのですが、無くなりました。
 フルートが馴染まない、馴染まないと思っているより、近付いていこうとしないといけないのではと思い直しながらいました。昨晩と今日のお蔭か、少しフルートが手に馴染んできました。お客様に頂いた拍手に、それが現れているような気がしました。まだ完璧ではなく、もう少しというところです。気を遣っているためか、いつもより疲労がある感じでした。�二回目はかなり咳き込みました。遠くに行ってしまいそうな自分を引き戻し、集中力を意識して舞台に出て行きました。
 長期休んでいたジュリが戻ってきました。ああ、ジュリの演奏だと思って踊っていました。エピローグでミュージシャンが七名並んで華やかでした。
 フルートの調子、ここで安心してはいけないと思い、今晩もショーの後にたくさん回すようにしました。より安心して、明日の舞台に立てますように。
 希望を持って楽屋に戻り、フルートを置く前にちらっと見ると、シャフトの部分に空気がたくさん入っているのが分かりました。ということは、このフルートも長持ちしません。また、緊張が走りました。

悪女

2011-01-06 | KA
 ズーマニティのチケットを買いに行くと、空いていました。KAのチケットを買いに行っても空いていました。私は並ばずに済み、助かったのですが、今日の劇場も空いているのかしらと思いました。しかし、今日からとても大きなコンベンションがあるということ、さらに明日は金曜日。たくさんのお客様にいらして頂けますように。
 フルートが馴染まないので、不安で心配で、少し投げやりになりそうな自分が居ました。そんな気持ちでは、舞台の神様は離れていきます。前向きに、前向きにと何度も修正しながら、それでも不安は消えずに舞台に立ちました。心配がフルートを余計に遠いものにしているのかもしれません。回すことが硬い感じで滑らかではありません。せめて身体はやわらかく動くように心掛けました。
 終わって溜息をついていると、ゲイルが声を掛けてくれました。
「喉の調子が悪いの?」
 一回目のショーのエピローグの前に急に喉がおかしくなり、咳が出ました。私もついに風邪を引いてしまったかと心配していたのを思い出してくれたようです。私は、
「喉の調子は大丈夫。でも、フルートが馴染まなくて……。前に使っていたフルートが三日間で使えなくなってしまったので、育てる時間がなくて、まだ心がないというか魂がないというか……。ごめんなさい、ちょっと私おかしいでしょ。」
 と話すと、ゲイルはとても興味を持って、そして、彼女がダンスをしていたときに使った小道具の話を持ち出して、
「良く分かるわ。」
 と、親身になって話を聞いてくれました。
 終わってトレーニングルームでフルートをしばらく回しました。メイクを落とし、帰り支度をして、もう一度回しました。不安な気持ちは舞台の上だけではなく、終日気が萎え、心が病気でした。笑顔で居ましたが、それは表面だけで、根本が悪女でした。今日の自分は残念ながら好きではありませんでした。
 友人から干し野菜の本と、野菜を干すための網が届きました。今の私にとても嬉しいものでした。

泣きたいほどフルートに不安

2011-01-05 | KA
 シェリーも風邪を引いてしまったそうです。すぐに薬を飲んだので、昨晩がピークで良くなっているとのこと。周りに風邪の人が多いので、私も気を付けなくてはいけないと思っているのですが、身体が少しぎしぎしするのは、既に風邪を引く前兆なのかしらと気になります。
 新しいフルートのシャフトの部分は少し馴染んできた気がしましたが、力を入れて持たなくてはならなかったので、終わると腕がとても疲れるほどでした。それでも、今日は少しだけ力を抜いて持てたのですが、それが、今度は両端の部分が小さくなっていたことに影響して、止まらずに抜けて行ってしまいました。それからまた両端の部分を気にして力を入れて持つことになり、また左腕がカチカチでした。二回目に不安が残ります。そのフルートを持って不安となるのなら、今育て始めたフルートをデビューさせ、進んだ不安にしてみようと思い、新しいフルートを緊急デビューさせました。危ない箇所が数え切れないほどあり、とても怖かったです。フルートはすぐには育たないので、明日も同じようなのかと思うと、泣きたいぐらい不安になります。とりあえず、ショーが終わってから、たくさん回すようにして、少しでも馴染むように時間を掛けました。それでも、馴染むまでには、まだまだ時間が足りないので、気持ちは落ち込み、帰るのも面倒になりました。しかし、帰宅をすると年賀状がたくさん届いていて、晴れやかな気持ちにしてくれました。
 デュエットⅡが戻ってきました。しかし、ショーの前に本番と同じ照明での練習を二回したそうで、ということは、一回目のショーが三回目になるようなもので、もう腕が疲れて出来ないとのことで、二回のショーはデュエットなしの短い森のシーンになりました。
 “ホリデイ”の混雑は去ってしまったようで、客席には空席が見られました。

ホイール・オブ・デス上がらず

2011-01-04 | KA
 良く晴れた朝。
 旅行会社に電話をしました。自分の名前を言っただけですぐに担当の方に繋いで下さり、その方もすぐに必要なことが分かり、手際良く対応して下さり感動するほどでした。秋祭りの時のことを思い出し、その方はその時の方ではありませんでしたが、このような職場で一緒に働いていらっしゃるから、あのような仕事になるのだと思いました。
 今日の身体は、お風呂に入った後のような身体でした。硬くはないが、少しまとまりに欠けるような感じ。少し繊細さに欠ける感覚。久しぶりに二日の休みがあったからでしょうか。
 各ショーのアーティスティックディレクターがいらしていて、週頭のミーティングで紹介されました。KAの前カンパニーマネジャーのダイアンさんもいらしていました。みなさん、今晩のショーをご覧になるということで、私は緊張をしました。
 一回目は、一つ一つ確認しながら演技をしていた感じです。でも、気が急くようなところもあり、落ち着かせながらいました。キャプティビティの時はとても緊張していて、ゆっくりと、ゆっくりとと思いながらいました。踊り始めると、曲がとてもゆっくりに聞こえて、落ち着かせるには良かったのですが、今日の身体にはたっぷり踊るにももっと十分な早さに聞こえ、少し持てあましてしまったような気がします。スカートも今年一回目の土曜日の時のように、グルグル回り、気になりました。これは、対策を練らないといけません。
 エピローグにタタミと呼ばれる舞台に向かおうとすると、「タタミは使えないよ。」とアーティスト達が折り返してきました。ステージ一番前にあるパスレイルと呼ばれるところから花火の後に出て行くことになりました。久しぶりのことなので、みなさん「どうするんだっけ。」という感じ。ステージマネージャーに訊いても「忘れたわ。」という感じ。いろいろなパターンがあるのですが、最近は私達にとって一番簡単なエピローグ、リフト5へ行き並ぶだけなので、その並び順で出て行けばいいと思っていたところ、「ノリコの後に行くから。」とみなさん不安で一番に出たがらず、私は一番に出て行きました。ホイール・オブ・デスが収納場所に戻らないことが問題の時、畳の上にホイール・オブ・デスが乗ったままで、そこに歌手が立ち、歌を歌うというパターンがあり、それが絵的にきれいで好きなのですが、今回は幕を開けておらず、私は最後にタタミの方を振り返ってしまったのですが、誰も居ませんでした。振り返ったことが失敗で、お客様の方をもう一度見た時に、そのことばかり考えていて、お客様の顔を良く見て居ませんでした。全てが終わり、舞台裏を過ぎると、ホイール・オブ・デスに問題があるのが明らかに見えました。引き上げるモーターが動かなかったようです。それに時間が掛かることが分かっていたので、幕を閉じて作業をしていたのかもしれません。
 二回目の支度を始める頃になっても、まだホイール・オブ・デスが上がっていませんでした。でも、私はいつものように準備を始めました。九時十五分くらいにようやく一メートルぐらい上がっていました。どうやら人力で引き上げているようでした。そのアクトは、やらないことが決まり、でもショーは行われることになり、それでも上げるのに時間が掛かるようで始まりを遅くすることにしました。遅れても、キャンセルにならずに良かったです。ホイール・オブ・デスが無いので、私が父に助けに行くところの始まりが遅くなるか早くなるか分からないと言われていました。早目に行ってはいたのですが、その待機場所で、膝をかがめた時に、ライトが消え、行く合図となったので、私はライトを見てなく、シェリーが「ノリコ!」と言ってくれたので出て行くことが出来ました。一人でしたら、じっとライトを見ているのですが、すっかりシェリーに頼ってしまっていたので、彼女に感謝すると共に反省です。
 お客様とお食事をする予定にしていました。私は二回目のショーをご覧頂くのかと思っていましたが、一回目のショーをご覧になって下さったそうで、終わりが締まらずに申し訳なかったと思いました。でも、ホイール・オブ・デスがない二回目のショーよりは良かったかしら、などと話しながら、それよりも、花火が無いよりは良いかしら、などなど、いろいろと出来なかった時のことを話していました。そして、七年目の一回目は、私の踊る場面がなかったことを思い出しました。
 お食事は、こじんまりとした粋な日本料理屋にしました。いつも混んでいるこのお店は、予約なしでは入れないことが多いのですが、今日はカウンターが空いていて、そこに座ることが出来ました。選んだものがほとんど売り切れていましたが、注文したお料理は素敵なお皿や鉢に上品に盛られて、もちろんどれもおいしくて、たくさんたくさん頂きました。KAをご覧頂くのがそろそろ二十回位になるというお二人の、いろいろな感想を聞かせて頂いたり、カウンターの向こうでお刺身を切っている板前さんが彼らの後輩にそっくりと言って楽しんだり、とても楽しいひとときでした。カジノで勝ったというお二人にすっかりごちそうになってしまいました。

初夢フェア201.1ドル引き

2011-01-03 | 日記
 朝、雪が深々と降っていました。積もるのかしらと思うくらいでしたが、そのうちに雨になり、止みました。
 早起きをしたのは、長期休暇の航空券を予約するため。今朝九時から初夢フェアが始まり、二〇一一年にちなんで、全米先着三百名、二〇一ドル一セント引きになるとのこと。電話を掛けると、お話し中になるので、切っては掛け、切っては掛けと繰り返していました。そのうちに通じて、無事三百名の内に入ることが出来、予約をして頂くことが出来ました。
 今朝もおせち料理とお雑煮です。もうきれいに並べなくてもいいかなという自分が居るところ「そんなケチなこと言わないで。」と今日もきれいに並べました。新年三日が経ち、ケチにならないこと、今年の目標な気がしています。
 出掛けるに際して気温を調べると、昨日より暖かいと書いてありましたが、予想最低気温は氷点下なので笑ってしまいました。
 昨日のアウトレットでは、サイズなどが揃わなかったので、今日は別の所に買い物に行きました。今回は、六日勤務の後、すぐに日本に発つことにしたので、早め早めの支度です。お土産がだいたい揃い、嬉しいです。
 昨晩遅く、今朝早かったので、とても眠いです。あまり早く寝てしまっては、リズムが狂いますので、どうにか起きながら、用事を済ませて行きました。
 結局、ケルシーとマルクから電話がなく、引越しの手伝いが出来ませんでした。久しぶりの二日の休日、いろいろ出来る休日があって良かったです。

初プレミアムアウトレット

2011-01-02 | 日記
 洗濯をして干していると曇ってきました。お日様が当たらないとさらに寒く、洗濯物を中に入れて、ドアや窓を閉めました。
 調子がまだ良くならない亜梨ちゃんの所へ行ってから出掛けようかと思っていると、丁度電話を頂き、必要なものを届けることが出来ました。早く良くなると良いです。
 プレミアムアウトレットというところに、初めて行ってみました。道を上手く探せずに通り過ぎてしまい、戻ってようやく辿り着きました。ここのアウトレットは、お店が外に並んでいるとは知らず、とても寒かったです。お目当てのロクシタンへ行くと、いろいろと迷ってしまい、何度もお店の方に声を掛けて頂きました。
 スーパーに寄って帰り、サラダを作っていると友人が来て、買って来てくれたクレープを食べました。それから別の友人が来て、四時半まで話していました。

2011年 元旦

2011-01-01 | 日記
 あけましておめでとうございます。
 ラスベガスで七度目のお正月を無事に迎えることが出来ました。
 たくさんの応援、たくさんのご訪問に元気を頂き、この地でこうして過ごして行けることは本当にありがたいことです。
 みなさまのお心を励みに、心身共に健やかにこの一年の舞台を務めていきたいと思います。
 今年もよろしくお願いいたします。
 みなさまにとって充実した良い一年、さらに素敵に輝く一年となりますように。


               

 ラスベガスの新年は、ホテル屋上から花火が上がり、華やかに明けます。時計を見るとあと一分。ダウンコートを着て急いでベランダに出ました。午前零時、花火は上がり、次々と途切れることなく賑やかに夜空を飾っていました。しかし、氷点下の気温に三分外に居るのが限界。一度部屋の中に入り、温まりながら実家に電話を掛け、その電話を持ってもう一度外に出て、最後の盛り上がりを見ました。最後の花火が上がった後は、ここまで歓声が聞こえました。
 今朝はお天気良く、良い一年の始まりです。今年ほど元旦の朝を迎えるのが楽しみでならなかった年はないかもしれません。それは、早くお節料理が食べたかったからです。楽しみに少しずつ並べて、お雑煮と共に頂きました。お皿には少しずつ並べたのですが、たくさん種類があり、食べきれないほどでした。おいしく満足でした。

               

 MGMへ行くと、調整して頂いた手袋と、手に馴染み切れていないフルートの確認をしました。手袋のデビューは待てますが、フルートは今日も使わなくてはなりません。
 お化粧を済ませ、トレーニングルームへ行くと、誰も居ませんでした。みなさん昨晩は遅くまで新年を祝っていたのかしら、と思いました。お蔭で私は、静かに準備をすることが出来ました。
 衣装に着替えカツラを着け、もう一度トレーニングルームへ行くと、呼び出しがあり、お客様がいらして下さっているのが分かりました。お蔭で晴れやかな気持ちになりました。
 今年初めてのショーは、緊張をしていました。良いスタートを切りたいという思いと、昨日ショーをしていないこと、フルートが手に馴染んでいないこと、新しい衣装を着ようと決めたこと、いろいろと重なっていたのだと思います。もう少しのびやかに舞いたかったです。
 二回目のショーにはお客様を迎えていました。頂いたお手紙を何度も思い出し、送って下さる気を充分に受け取れるように舞台に立っていました。年の始めに、思い切って新しい衣装をデビューさせることにしましたが、その緊張、そして、やはりフルートの馴染みがもうひとつで、自分の中ではハラハラしておりました。しかし、終わってお客様にお会いすると喜んで頂けて、もう二十回近くご覧になっているとのことですが、進歩は見られたようでほっとしました。その後、舞台裏を簡単にご案内しながら、楽しくひとときを過ごしました。年の初めに、気持ちの良いお客様にいらして頂き、とても嬉しいスタートとなりました。
 夜は、小さな新年会をしました。ここのお店は、いろいろなショーから人が来ることは知っていましたが、KAの仲間が二組現れました。お料理を楽しみながら、ゆっくりと新年を祝いました。