陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

『パワーハラスメント』って知らなかった

2006-10-18 08:23:40 | Weblog

校長『パワハラ』教諭自殺 千葉市立中学校

先生も上司からいじめられている。
上から下へ。さらに下へ。
一番弱いの子供たちへいじめは向かう。

子供は先生を見習って育つ。
悪循環の連鎖。

いじめ自殺の親御さんへのインタビュー
には
学校の隠蔽体質にかなしみに加えて怒りが湧く。

公立の学校は公務員体質そのものみたいだ。
臭いものには蓋。
ことなかれで穏便に過ぎればそれでいい。
保身で上に受けの良い先生が
最後の花道に
定年前の数年、
校長職に付く例が多いのではあるまいか?

自分もお上にぺこぺこ受けが良い事を旨としてきたから
下に対して横柄である事へなんら疑問がわかない。
後ちょっとだから、
自分の経歴にキズを残したくない。

学校教育を一緒にやっていく仲間と言う意識も欠けている。

自分の思いを実現しようと思ったら部下の力が要る。
自分の考えに間違いはないのか、
もっと良い知恵はないのか

そんな教育熱はもともとあったのか?なかったのか?
後、ちょっとだもの。
自分がカッコ良く幕引きできればそれでいい。
あわよくば天下りの心配もしてもらえるかも。

ここは利潤追求の営利会社ではない。
次代を担う子供を育む場所なのだ。

どこか人間性が欠落した上下関係にある大人に
子供たちを預ける不安を感じる。


パワーハラスメント
って言葉を初めて知った。

ウチにもある。ある。
上司のご機嫌次第で、可になり不可になり。
上司には許されて、部下には禁じられる我がまま行為。
 
 お上さま
   あなたのなさる事はすべて善で
      おっしゃる事はご無理ごもっともでございます

      はははぁ~頭が高い

軋轢作って過ごすより、
みんな上司のお守も給料の内と思ってるだけなんだよ。
会社去ったら誰からも見向きもされない
現実が待っているのさ。

研修でもあったなぁ~
我ら新人。現任の先輩ケアマネの講義の最中。
記入用のプリントを渡されたけど、
何を問われているのか意味不明で会場がザワついたら

 『私語はヤメ!やる気のない人は出ていけ!』

突然、エキセントリックに怒鳴られた。
『講師の資質の問題あり』と
終了後で提出のアンケート用紙に
記入しておいたけどね。

自分は偉いんだってカン違いする貧人間になりたくないもの。
気をつけよっ~と

学校だから問題にされたパワハラだったのかもしれない。
自殺までしないとどうして回りは気付けないんだろう。

苦しさ、感じ方、傷つき方は一律ではない。
優しい、鋭い感性の持ち主ほど辛い思いが強いのではないだろうか。

どこかの普通の会社では

  鬱になって、
  会社を辞め、
  弱い奴だ

で終ってしまいそう。
悪いのは上司や先輩や会社の資質であって、
決して、決してその人が悪いんじゃないのに…

 


早朝の山道を走る

2006-10-18 06:15:12 | Weblog
7時出発9時の研修に間に合うべく家を出た。

山、山、山をぶち抜いて作られた高速道路はトンネルだらけ。
運転中は閉所恐怖症気味になる私は
長いトンネルに入るとだんだん減速してしまう。
手に汗握り、脇から冷や汗が垂れる。
県庁所在地の研修会場まで高速を使って
怖い思いをして、迷惑車両になるのは今回は止めにした。

それで最短の裏道山道コースを行くことに。

ちょっとくねくね。
コーナリングと坂が
排気量のすくない軽四社用車でちょっとシンドイ。
高速利用より時間はかかるけれど。
信号が少なくて、走って気持はいい。

市街地からひと山超えて
米どころの盆地通過。

朝霧がたっていた。
もう刈り取られているみたい。
田圃のど真ん中のまっすぐい道をライトを付けて走る。
幽玄の世界に踏み込んだようだ。

民家がぱらりぱらり見えはじめた道路の真ん中に
小動物の屍骸がへしゃげている。
猫か子犬ではない。
茶色いあまり大きくないタヌキみたいだ。

最近、たぬき、いたちの屍骸を良く見る。
車社会を知らない。山の住人たちだ。

山が荒れていると聞く。
竹を切る人がなくなって、里山が竹だらけになり
ボランティアで山を守る運動もはじまったとか。
農業よりきつくて、お金になるのは孫の代と言う
林業従事者が居なくなったことに起因するらしい。

人間が保つことが出来なくなった
荒れ山には餌がないから
餌探しに里に降りてくる。
すきっ腹でふらふら人間社会に彷徨い出て
車にはねられ、
土にも返れないアスファルトの道路に叩きつけられて息絶えた。

熊の出没騒ぎも、熊に罪はない。
私を含んで楽な方へ楽な方へ流れてきた
日本人の罪。

タヌキは人間のエゴに殺された。なんまんだぶ…

軽四の社用車を
すいすいと3000ccクラスの高級車が抜いて
わき道に吸い込まれる。

角にゴルフ場の看板が見えた。

山をけずって、木をひっこぬいて
芝を張り、芝の管理のために
ごっそり農薬を使って周りの自然体系が壊れ初めて居るという
ゴルフ場はこれか?

平日に悠々ゴルフ。
何して儲けてる人々なんだろう?
ついついあらぬ下衆の勘ぐりをしてしまう。

やがて
カーラジオが武田鉄也の何とかという
軽口で辛らつなトークになった頃、
山を抜け出て、研修所に近づいた。

息子はひとりで出勤しただろうか?
バイクのガス欠とバッテリー上がりが連続して発生。
出勤サポートしたけど、
今日はいくらなんでも大丈夫だったと思おう。

  『不測の事態』は生きていれば誰にもあるよ。
  自分が悪いんじゃない。

と、何でも自分が悪いと取って
落ち込む息子には語ったけど、
帰りつくまでは
私にも息子にも『不測の事態』が起こりませんように。

さぁ~夕方5時まで。
研修と言う名の身体拘束が始まる。忍、忍。