陽だまりのねごと

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だれが責めなくても自分の責任では?と思う母

2007-04-22 07:25:14 | Weblog
フジテレビが謝罪文掲載 ADHDめぐる表現で行き過ぎ(朝日新聞) - goo ニュース

ADHD発症児の母、喫煙率一般の2倍(読売新聞) - goo ニュース

何が原因でとはっきりしない発達障害だから、
ああだのこうだの出てくる。
食生活については
カルシュームが足らないの、炭酸飲料がいけないの
塩分や脂肪分の取りすぎは悪いとか諸説聞いた。
息子は一時期、本気にして
カルシューム剤を飲み、大好きな炭酸をぐっとガマンしていた事がある。
落ち着いた気持になりたいと言う、藁をも掴む気持の表れだったろう。

妊娠前、あるいは妊娠中の喫煙についてもこの程度のデータから割り出しては
言いすぎというものではなかろうか?
喫煙以外の因子は本当に考えられないのか?

母親はそれでなくても自分自身を責める要因に怯えている。
誰が言わなくても、
妊娠中にしたことなど、何度も反芻する。
私は妊娠を知らずに自動車学校へ仕事を終えて夜間に通っていた。
仕事を持ち、姑と同居の新婚生活が始まり、
ものすごいストレスの中で息子は生を受けた。
妊娠初期はつわりにすらなれない緊張の日々だった。

息子の幼児期は
毎日、きちんと食事の用意が出来る専業主婦だったから
極端にひどい食生活をさせた覚えはない。
しかし添加物や農薬まみれの野菜をまったく
食べさせなかったとは決して言えない。

この子の障害の何分の一でも自分に責任がなかったか?
なんども湧いた疑問と不安は今も100%消えてはいない。

育て方が悪いと言われ続けて、
『何にもしなくてもちゃんと育つわ。ちゃんとした親なら』
みたいな事を言う自信満々の母親から
手をかけ過ぎなどとも言われ
迷い迷って、
良かれと思う事をとことん模索し続け、
良いと聞く医師が居れば遠くても連れて行き
良いと言われる治療は受けさせた。
健常と言われる子の何十倍、何百倍の努力を強いられた子育てだった。

今も良い方向に向くことを捜し求める
その姿勢に変わりはない。

母親たたきのような報道はうんざりする。
自閉症と水銀の因果関係とか
なんとかの予防接種がいけないとか
いったん出た記事は間違いと言われても
母親の不安要因にプラスされ記憶からなかなか消えないものなのだ。
報道は慎重に願いたい。