頭が沸騰しそう

会社への拘束時間は８時間だから
２４時間のたった３分の１だから
どんなに情けない事業所でもそこに採用されたって事は
そこが私に似つかわしいところだってことだろうから
どんなとこでもしょうがないかっと
思い返して出勤した。

休み明けのデスクには公からの文書が置いてあった。
国保連からの返戻というヤツだ。
介護保険料をかくかくしかじかの理由で払いませんぜと言う通達だった。
どう考えても私のミスではない。
会社がと言うか、オーナーのポカでしかあり得ない。
私を会社の介護支援専門員として登録し忘れていたのだ。
気になっていたけど、まさかねっと思っていた『まさか』だった。

その旨、ひとこと口を開いたらまたまた

　『だまりなさい！』

この件から私は降りた。
会社の恥をばらまいているようなオーナーなどこちらから『知るか！』

１日役所を走り回ったオーナーから
帰り際に
『介護支援専門員証は持っているか？』と愚かな事を聞かれた。
採用になった時にコピーをちゃんと出している。
いつもケイタイ用のカードなら首から下げていると言ったら
『それそれ』と嬉しそうに言う。
私が渡したコピーは失くしているのだ。
そんなカードで登録できるのかな？
し～～らないっと。


７０歳を超えて記憶が危なくなったのなら人に任せれば良いのに
意地になって自分が全部把握しておきたがる。
大事な公のお知らせ講習にも自分ひとりで出かけてしまって
プリント１枚見せてはもらえず、復伝などあろうはずもない。

私は一切言われないことは考えない、知らないで通すことにした。

最終的に５月に発生したと判断したミスを私の所為だとオーナーは言い放った。
採用されてもいない５月にどうしてミスができるんだ
最悪

しかも嬉しそうにニヤついた顔で。
万一、私にミスがあれば雇用主にも責任が及ぶというのに。

もしもし
返戻は６月分書いてありましたぜ。
手元の通達をみれば朝手渡した仔細のプリントが１枚紛失している。
はいはい、好きにしてちょうだい。
会社がつぶれようと恥かこうと、ここ１ヶ月しか務めたいない私に関係ないわ。



心の中で何度もアホオーナーとくりかえす。
１２３でアホになる～♪

今夜も睡眠薬で寝る

美女の不幸 遙 洋子著

美女の不幸 遙 洋子 筑摩書房 このアイテムの詳細を見る

本の表紙見て、息子が『凄っ！』と言った。
↓が世に出てから介護のコラム記事も読んだことがある。
アップテンポの筆致で関西系のユーモアありで読みやすい印象があった。
HKKの集団討論で胸がすく激論を飛ばす彼女も見た。

介護と恋愛 (ちくま文庫) 遙 洋子 筑摩書房 このアイテムの詳細を見る

美人になりたいと誰もが努力するという『まえがき』に惹きこまれて
図書館で借りてきた。

私も、たしかにおでかけ前には
化粧をするし、
少しでも体系カバーで綺麗に見える服を選ぶ。
肌に良いサプリとか体をひきしめるエクササイズとか
美しくなる話題についつい惹きつけられる。

決して美人が幸せとは思っていないけれど…と読み進むことに。
タレントである彼女の世界で見る美女であって
テレビのアナウンサーだったりと
ちょっと一般社会からは隔絶された印象を持った。
美女で独身で金を持っている。しかもバリバリのキャリアウーマン美女と
美売り物にして金持ちと結婚し、男の庇護にある美女との比較ばかりの短編集。

最後の章あたりで少々、うんざりした。

兄という男に宝石を買ってもらう下りは共感も持てない。
自分を愛してくれる証として『高価な宝石』と言う発想が陳腐。
恋人でも夫でもなく、
くれる人が兄でも父でも良い『男』ならって言うのもどこか違う感じ。

美人でもなく金もなくキャリアウーマンでもなく
夫に先立たれたんで『独身』の私。
望むと望まざるとに関わらず、自己判断で生きている。
ささやかでも欲しいものは自分で買う。
分相応なモノで満足している。
男がらみで幸、不幸を論ずる事はナンセンスな気がしている。
ちょっと林真理子の↓を思い出した。

美女入門 林 真理子 マガジンハウス このアイテムの詳細を見る

なんとなく似ているタイプの女性かな？
時間つぶしにはサクサク読めて面白い小説かもしれない。