| 新源氏物語 1 (1)田辺 聖子新潮社このアイテムの詳細を見る |
むちゃくちゃ古い本を引っ張り出して読みだした。計５巻。
今は↓文庫本上中下３冊で出ているらしい。
 | 新源氏物語 (上) (新潮文庫)田辺 聖子新潮社このアイテムの詳細を見る |
今夜、白石加代子「源氏物語 宇治十帖」を観にいくのでつけやきばで思い出そうと紐といた。
ちょうど息子を妊娠中。本屋さんから出たばかりを１冊づつ毎月届けてもらって楽しみに読んだものだ。
そうそう結婚したてで姑同居してて、保育園勤務していて、夜は今の息子みたいに自動車学校へ通っていた。いつ読む時間があったんだろう？
息子へおちついて胎教どころではなかったおぼえもある。胎教と障害との因果関係を問われたら…源氏はお役に立てたでしょうか？
源氏プレイボーイの甘事はどの女性にも同じ「あなたひとり」で女性の苦痛が以前読んだ時よりも身に沁みるのはどうしたことだろう？
結構長い。ようやく源氏の息子 夕霧と雲居の雁が恋に落ちて周りの大人があたふたするところまで来た。
宇治へはこの春、友達が住んでいることもあり行ってきたばかり。
読んだはずの源氏のあらずじすらほどんど思い出さず、暇になったら読もう読もうで他の本に浮気して過ぎた。
思い出すのは学生時代におもしろおかしく講義してもらった末摘花の部分だけ。
そんなこんなで特に宇治十帖はずっと気になっていた。
予習に読むなら↓がよかったか？
 | 霧ふかき宇治の恋―新源氏物語〈上〉 (新潮文庫)田辺 聖子新潮社このアイテムの詳細を見る |
今夜は瀬戸内寂聴さんの口語訳の方らしい。
昨日せっせと読んでいる最中、BSで瀬戸内寂聴さんが源氏を語っていたらしい。
終わりの５分だけ観てがっくり。どうしてこう間が悪い。
今年は源氏物語千年とか。特集も多い。
どうせ無職でお暇な身。出かけるまでは走り読みしといて、白石加代子さんを観た後でどっぷり源氏にハマろうか？
夜に家を開けるのはひさびさ。
息子は母など居ても居なくてもと思っているだろうけれど、ちょっと自虐的な言葉増え精神不安な今、出かけるのにためらう気持ちもある。
チケット買っちゃったんだもん。夕飯作って、お風呂予約だけしとこ。
なるようになる。案ずるより産むが易し。家を出たら帰るまでは考えない。