グーグーだって猫である
観た人が
「別にどうってことないストーリーだけど猫がかわいかった」
と感想を漏らしていたけど、猫好きとしては観ないと話に加われない。
無職はレディス・デイに観ると決めたら、なんだかんだと水曜日が空かない。
短期間だったみたいで気がついたら終わっていた。
ガックリしてたらもっとも近い映画館にやってきた。
このチャンスを逃す手はない。
カレンダーに大きな○を書いて絶対空けておいて観に行った。
今週末には終わってしまう。ギリギリセーフ。
確かに
待ちに待ったわりに何と言うことはない映画だった。
キョンキョンも中年になったなぁ~と言う感想。それだけ自分も歳取ったってこと。はぁあ~
猫への思い入れとガンの扱いがちょっとクサイ。
ガンだと言えば即死。治療の副作用で鬱って美しすぎてうそっぽい。
吐き気やら脱毛やら夫に付き添っていたから
副作用はそんなもんじゃないって突っ込みいれつつ観てしまった。
妹が今、子宮摘出術後でどうも鬱っぽい。
訊ねても家中にカギかけドアホーンにも答えない。
電話にも出ない。
ようやく開けてもらったらまだパジャマで過ごしていた。
開腹手術でなはなかったから傷の痛みは少ないはず。
まったく外にも出ないでただ寝ているらしい。
どよ~んと暗い。
病人の自分に酔っていると言うのは意地悪いだろうか?
パジャマくらい脱いで普通っぽい人で居てもいいんじゃないかと思うわけ。
本当の鬱?本当に病気?
分からないんで本人に何にも言えず協力はするけれど、こう言う助っ人の存在が甘やかしにも通じるワケで。
なんともかんともこっちまで憂鬱。
全編に読んだ人は元気をもらうという漫画作者の性格の暗さが流れていて
妹とついついオーバーラップ。
デイサービスでない日中は母を預かることにした。
あっちこっちにやられる母も可哀想だけど、あの陰気虫と一緒に過ごす時間よりウチで過ごした方がマシだろう。
話はズレたが、あの挿入マンガがイマイチ理解不能だった。
あれで元気もらう?
漫画が最近読めない。絵と吹き出しを追うのが面倒くさい。
なぜかハイテンションで出演している楳図かずおの
「ヘビ女」も「まことくん」もちゃんと週刊漫画で読んできた時代もあったのに。
ラストシーンの玄関に猫お出迎え。かわいいの分かるわ~
ウチの場合は「餌くれ にゃん」
腹へって待ってたよの意志表示で
すでになんでもないのに玄関まで動くパワーがない老猫だけど。
猫は人間の何倍もスピードで歳を取るってホント。
1年で20歳の大人。後は1年で人間の7歳分だそう。
元気いっぱいの井の頭公園お散歩シーンが一番の見どころだったかも。
元気猫もいつか老いる。
生老病死はペットも人間おんなじってことよねぇ~